2007年02月27日

激論の取締役会と日興コーディアルグループの31億円の損害賠償請求

本日も1日、確定申告の書類をチェック。

チェックしても、間違いはあるので、スタッフの皆さん、細心の注意でお願いします

夕方から、某社の取締役会に出席。

この某社は、現在、予算が未達状態。

決算までにはまだ時間的余裕があるが、
今後、どのように立て直すのか、
それから、中期的な経営方針や事業の進め方を含めて、
約2時間、取締役会の中で激論

業績は、まだ良くないですが、
このような議論ができることは、非常に良いことだと思いました。

業績回復するような施策を行い、是非、目指すべきゴールを達成しましょう

事務所に戻って、ネットを見ていたら、
粉飾決算で、
上場廃止の危機に瀕する日興コーディアルグループに関するニュースがあった。

日興、旧経営陣3人に31億円賠償請求へ(日本経済新聞)

今回の粉飾決算を主導した「らしい」前社長を含む3名に、
31億円という損害賠償請求をするようだ。

はたして、日興コーディアルグループの取締役会では、
活発な議論が行われていたのだろうか?

それとも、筋書き通りの儀式的な会議だったのか?

今となっては、後悔先に立たず。
それよりも、31億円の損害賠償って、1人当たり10億円。

払える金額なのでしょうか?
もし、払えるなら、それはそれですごいと思います

  

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2007年02月26日

報道機関によって、同じコメントでも、違う文章になるのは、なぜ?

本日は、午前に某社で会議。
夕方にも、某社で会議。
それ以外は、事務所で確定申告と格闘。

確定申告は、細かい作業が多いので、予想以上に時間をとられている。
他の仕事の進行状況が、滞っています。

やばいなぁ

疲れた頭を休めるために、ネットを見ていたら、
円楽さんが、落語の第一線から引退するという記事が掲載されていた(日刊スポーツ)。

いろいろな報道機関がこのニュースを伝えていたので、
だらだらと読んでいて、
「あれ?」っと思ったのが、
このニュースに対する桂歌丸さんのコメント。

桂歌丸さんが、報道機関の人々を前に話したと思うが、
文字になると、各報道機関で、びみょーに違う。

毎日新聞
円楽さんから「笑点」の司会を引き継いだ落語芸術協会会長、桂歌丸さんの話 

引退すると言っちゃったことは大変に残念。まだまだ後輩たちのお手本として高座に上がってほしいのだが。私たち噺家はしゃべらなくなったらただの人。多少体調が悪くて失敗することは誰だってある。自分で決めたことを曲げる人ではないが、しばらくしたら引退を撤回するように頼んでみたい。

産経新聞
「笑点」の司会を引き継いだ桂歌丸の話

「引退は早すぎますよ。まだやれる。高座で間違ったり忘れることは誰でもあるんですから。引退したらただのじいさんになってしまいます。しゃべることもリハビリのうち。しばらくして熱が冷めたら小言を言いに行きますよ。できれば引退を撤回してもらいたいですね」

どっちが本当なんでしょうか。

単語だけでなく、話している内容の順番も多少違う。

一例だが、
「私たち噺家はしゃべらなくなったらただの人。」というと、
ふつーの表現だが、
「引退したらただのじいさんになってしまいます。」というと、
ユーモアと寂しさを感じる良い文章だ。

で、どっちが本当にしゃべった内容に近いのでしょうか

ある事実を確かめたければ、
マスコミが伝える内容を信じるのではなく、
自分自身の目・耳・鼻・舌・頭で確かめることの重要性を改めて感じました
  
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2007年02月25日

日曜日のセミナーだが、受講生の熱心さにびっくり

本日は、日曜日にもかかわらず、
某社でセミナーの講師のお仕事。
この日曜日と来週の日曜日の2回のコース。
タイトルは、「決算書・経営分析入門」

この某社は、1年間で従業員数がほぼ倍になった。

そこで、組織のリーダー数名は、
決算書の読み方ぐらいはわかっていたほうが良いということで、
某社社長さんより講師の依頼が来た。

実際の開催においては、
社内に公募をして、リーダー以外も参加自由とした。

そうすると、日曜日にもかかわらず、15名弱が参加。

日曜日に来る人たちなので、
セミナー中のみなさんの集中力は、異様に高い

自分で問題意識を持って、
自主的に取り組むことの大切さを、改めて感じました

10時から18時まで、良い緊張感を持って、無事終了。

ありがとうございました。
来週もよろしくお願いします。

ちょっと、笑ってしまったのが、昼ごはんの時。

この某社社長さんは、
前日の土曜日に「不都合な真実」を見て、
アル・ゴア(元大統領候補)のプレゼンテーション能力の高さに非常に感動し、
プレゼンテーションのあるべき教材として、
この映画を見ることを熱心に勧めていた。

ちなみに、この某社社長さんが、
映画を見ながら、熱心にプレゼンテーションの勉強をしている時間に、
私は、「さくらん」を見て、
「土屋アンナ、かわいいなぁ」とか、
「きゃ、けっこうエッチなシーン!」とか、思ってました

お休みの日の時間の使い方は、さまざまです
(「さくらん」を見た話は、2月24日のブログを読んでください。)

  
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2007年02月24日

右脳活動:さくらん

さくらん

写真家蜷川実花の初監督作品。
人気漫画の映画化らしいが、原作は読んだことはない。
音楽は、椎名林檎
主演は、土屋アンナ
それ以外の俳優、女優もそれなりの有名人が出演。

ただ、内容は、江戸時代の吉原遊郭が舞台なので、
エロ映画なのか、芸術映画なのか、
評価が分かれるところもあるが、
見ないとわからないということで見てきました。

結論:
ストーリーの深みはない。

映像のきれいさを期待して見に行った。
確かに、きれいな映像や豪華な衣装はあるが、
全編にわたり、びっくりするほど、きれいというわけではない。

しかし、蜷川監督の処女作品ということを考えれば、
そんなに悪くなく、蜷川監督の今後に期待は持てると思う

土屋アンナは、良かったと思う
それから、椎名林檎の音楽も、OK

お時間があれば、見ても良いと思うが、特にお勧めというわけではない。
ただし、エッチなシーンがあるので、
恋愛初期段階のカップルは、避けたほうが無難だろう

  
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2007年02月23日

相次ぐ粉飾決算事例から学ぶこと

本日は、午前中は、某社社長と会議。
この某社に持ち込まれた企業買収話についての相談。
買収提案金額を決定し、
来週、先方の社長さん、顧問税理士と会うことになった。

先方の会社は、現社長の後継者に適切な人間がいないと判断して、
この某社に企業買収を提案してきた。

これから、創業社長の引退時期を迎える時期だと思うので、
このような話が増えると思う。

しかし、買収提案金額の算定は難しいです。

中小企業なので、適正な時価はないし、
買収側の資金の予算はある程度決まっているし、
そうかといって、安すぎる金額だと、
相手の社長さんは、怒って、他の会社に相談をしてしまう。

あと、1週間、良く考えます

さて、ネットを見ていたら、
どうやら、日興コーディアルグループに続いて、
三洋電機でも、粉飾決算の疑いがあるようだ(日本経済新聞)。

相次ぐ、大企業の粉飾決算にもびっくりしてしまうが、
三洋電機の会計監査を担当していたのが、
日興コーディアルグループと同様に、
みすず監査法人(旧:中央青山監査法人)というのも、
びっくり。

次から次へと決算の疑惑を起こす会社の監査を担当していると、
先日報道されたように、監査法人の解体という選択肢しかないのだろう。

この教訓から得られるのは、
1・組織は、一度規律を失うと、どんどん病気が拡大する
2・一度でも、相手の組織の法を超えた行為を許してしまうと、
その関係は断ち切れず、ずるずると引きずったり、拡大する

恐ろしいですね。

しかし、三洋電機のホームページには、
洗濯機の無料点検・修理のお願いが掲載されている。
みすず監査法人のホームページには、
顧客情報が入ったPCが香港で盗まれたという情報が掲載されている。

一度、不幸の渦に巻き込まれると、
どんどん不幸は、襲ってくるらしい。

恐ろしい、恐ろしい。。





  
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2007年02月22日

体脂肪率

本日は、事務所内で、事務処理作業。
ほとんど確定申告に関する業務で終わってしまった。

確定申告は、基本的に細かい作業が多い。
当事務所では、積極的に確定申告の仕事を取っていない。
100件以上こなす事務所もあると聞くが、
大変だよなぁと思います

さて、午前中は、某社社長さんが来社。
決算関係の書類をお渡しする。
某社社長さんは、過去にいろいろな仕組みづくりをしてきたが、
今年は、その成果を問われる年になる。
応援しています

午後は、ある個人事業者の方が、来た。
この人は、外国の人だが日本で働いている。
日本語は、上手
こんな人が、増えています。
少子高齢化社会は、外国の人を活用せざるを得ないと思います。
そのためにも、
この人のように、優秀な人が日本で働きたいと思うような、
魅力的な日本でないとダメだと思います。

安部首相、がんばってくださいよ。

夜は、スポーツクラブ(Tipness)へ。

9月以来、久しぶりに体脂肪率をはかると、15%。
9月は、15.5%だったので、順調に下がっています。
目標は、12%なので、地道に、がんばります
  
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2007年02月20日

みすず監査法人が解体なら、日興コーディアルは、上場廃止

本日は、午前中に某社の社長さんが来社。
決算関係の書類をお渡しする。
今月は、28日までしかないので、
他の月に比較して、早めに業務を終わらせる必要がある。

午後から、某社に訪問。
某社では、
規模に比較して、内部の管理体制が弱い部分があるので、
現在、部門別月次決算がきちんとできる体制を構築中。

ちょっと時間がかかってしまったが、
今月に、ようやく「合格!」ということで、社長さんにご承認をいただいた。
あとは、
予算などを含めた活用法を考えないといけない。

さて、世間では、
不祥事を多発したみすず監査法人が、解体されるらしい(日本経済新聞)。

みすず監査法人は、昔の中央青山監査法人が母体となっている。
実は、私が会計士試験に合格した1989年ごろは、
中央青山監査法人は、
非常に影響力があり、入りたい監査法人として人気NO.1だった。

驕れる者、久しからず。
賞味期限切れということか。

こうなると、残る注目ポイントは、日興コーディアルグループ
不正会計問題で、
現在監理ポストになっている。

メールの消失問題(日本経済新聞)もあり、
全容は、不明だが、
ライブドアが上場廃止なら、
当然、日興コーディアルも、上場廃止と個人的には思っている。

日本の証券行政が、
健全なのか、腐っているのかが、問われる事件だと思う。
  
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2007年02月16日

スーパーすごい、女性社長

本日は、午前中は、某社を訪問し、
社長さんとお会いして、こまごまとした書類の説明と、
税法改正のご説明など。

お昼は、しばらく会っていない某社の社長さんと会食。
この社長さんは、私と同世代の女性社長。

体は小柄だが、
しゃべりと行動力は、パワフル
トークは、抜群に面白い。
私は、完全に圧倒されます

さらに、社長業のほかに、主婦役とお母さん役をしっかりこなしているので、
尊敬度合い指数は、さらに向上です

このような人と、
時間を過ごすと、
「もっと、がんばらないといけないなぁー」と、
強く思います。

午後は、事務所で仕事を簡単に終わらせて、
夕方から、某社の役員合宿に参加するために、
事務所を出発。

今回の役員合宿では、
土曜日まで、来期の戦略などを、
経営幹部の人たちとじっくり議論するのが目的です。

役員合宿というと、
どこか豪華なホテルに泊まるのではと思っている人もいるでしょう。

今回は、近場で安く、効率的に開催しようということで、
ウエルサンピア東京

ここは、世田谷区にある厚生年金の施設。
プールを利用したことはあるが、
宿泊施設まであるとは、知りませんでした。

ここの施設の隣には、
世田谷区の総合運動場もあります。
世田谷区民の私としては、
税金の無駄遣い(厚生年金?世田谷区?)のような気もしますが、
せっかくお安く利用できるので、
利用しましょう!

  
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2007年02月15日

中小企業の買収価格はいくらか

本日の午前中は、某社で社長と面談。
他社から持ち込まれた企業買収のご相談。

創業者世代が、そろそろ引退をする時代なので、
中小企業でも、このような話が、一般的になる。

しかし、中小企業をいくらで買うかという問題は、
上場企業のように、市場の株価がないので、難しい。

売る側は、高く売りたいし、
買う側は、安く買いたい。

最後は、人間の感情で決まる問題です。
まだまだ、長引きそうです

午後は、某社の取締役会に出席し、
さらに、別の某社の経営幹部と会って、
月次の報告。

今日も、机で仕事をする時間がない1日でした。
うーー、仕事がたまっていく。

しかし、運動をしないと、
おなかに脂肪がたまっていくので、
夜は、スポーツクラブ(Tipness)へGO

  
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2007年02月14日

バレンタインデー

今日は、バレンタインデー

スタッフ、お客様などなどから、
おいしいチョコレートをいただきました。

ありがとうございました。

イベント化しているバレンタインデーのチョコレートですが、
もらえると、それはそれで、ひじょーにうれしいです
(完全に、オヤジ感覚

さて、明るい話題はここまで。

本日は、昨日に続き、
独立時にお世話になった某公認会計士の先生のお手伝いで、
某大学の会計監査のお手伝い。

この某大学の経営状態は、良好だが、
大学業界の経営は、大変な様子。

学校法人の倒産、06年は件数・負債総額とも過去最高 (日本経済新聞)

監査業務は無事の終了し、事務所へ。

夜は、某社とミーティング。
相続や事業承継などのご相談。

社長が元気だと、
なかなか事業承継や財産分与のことを真剣に考えないが、
ある程度はやっておかないと、
社長の死後に、みっともない「争族(そうぞく)」が、本当に起きることは、
珍しくない。

京都「一澤帆布」、長男らが三男相手に13億賠償提訴(読売新聞)

長男と三男のどちらが正しいのかは、わからないが、
みっともないことだけは、確実

「後悔先に立たず。」
業界的には、「事業承継、早めにやっておこう」ということです。

  
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