2007年09月28日

セミナーで取り上げた企業が業績悪化を発表

本日も、昨日に引き続き大阪にいます。

株式会社クボタの社員の皆様を対象にセミナーの講師の仕事です。
本日で、2007年分のクボタ社でのセミナーの仕事は全部終了

テーマは、決算書の読み方(1)。
2日間コースの第2日目です。

本日は、経営分析に焦点を絞って説明。

本日も、30名を超える若手社員の皆さんが受講。
セミナー終了後も、熱心に質問をする人がいて、
熱心に受講していただきました

18時前に、無事終了。

今年のクボタ社でのセミナーは、6月から開始して、4か月。
いやー、長かったです。
無事終了して、ほっとしました
ご協力していただいた、クボタ社、クボタ教育センター社、それから、C社のみなさん、ありがとうございました

東京に戻ると、びっくりするニュースを見つけた。

IHI、今期営業赤字170億円・大幅下方修正、プラント悪化(日本経済新聞)

IHI(旧石川島播磨重工業)社が、2008年3月期の業績予想を変更した。
従来は、連結営業損益が、400億円と発表していたが、
なんと170億円の赤字に転落するというのだ

さらには、2007年3月期の決算を訂正する可能性もあるらしい

実は、クボタ社のセミナーでは、
このIHI社を経営分析や株価の実習材料として取り上げていた。

IHI社は、2008年3月期には、
営業利益が前期比62.5%増の400億円を予想していた。
IHI社の2007年3月期決算短信)。
したがって、株価も上がり、PREも30倍を超えていた。

セミナーでは、はたしてIHI社の予想を信じられるかが、
議論の焦点だった。

信じられる派が2割、信じられない派が8割ぐらいだったと思う。

個人的には、目標としていた営業利益の6−8割ぐらいは、
達成するのではないかと思っていただけに、
私の予想は、大きく外れたことになる

今回については、クボタ社の社員の皆さんの堅実な見方、考え方が勝利を得たということになるのだと思う

IHI社の失敗に学ぶことと言えば、
原価の見積もりと管理はしっかりやらないといけないということだ。

会社という組織には、
営業部門だけではなく、管理部門も重要です

  

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祝!20周年突入

本日は、大阪にいます。

株式会社クボタの社員の皆様を対象にセミナーの講師の仕事です。
予定では、2007年最後の大阪出張

テーマは、決算書の読み方(1)。
2日間コースの第1日目です。

本日は、決算書の基本や読み方、会社法の施行による決算書の変更点、
連結決算の説明などを行いました。

本日は、30名を超える若手社員の皆さんが受講。
ほとんどのみなさんが入社2-3年目の社員ということで、
会社や自分自身の課題や問題点を感じている年代です。

そんなわけで、みなさん、熱心に受講

18時前に、無事終了。
明日もよろしくお願いします。

さて、ホテルに戻り、夜は、仕事をしながら、
めったに見ないテレビを見た。

そこで、ちょっと感動の番組を発見

フジテレビ系
「とんねるずのみなさんのおかげでした」

20周年に突入だそうだ。

とんねるずのお二人は私と同年代。
石橋貴明さんは、1961年生まれ。
木梨憲武さんは、1962年生まれ。

彼らの人気に火がついた「オールナイトフジ」、見ました。
この番組が始まったのが、1983年。
学生時代は、友達の下宿に集まり、夜中に見てました

それから、彼らは、人気が衰えることなく、
ずーーーと、頑張っています

同じ番組を19年続け、20周年に突入するのは、
競争の激しい芸能界では、驚異的な出来事ではないでしょうか。

人気の裏では、いろいろな努力や細かい気遣いをしていたのだと思います。

生きている業界は全く違いますが、
同年代のひとりとして、
素直に尊敬し、親近感が持てます

今後も頑張ってほしいです。
祝!20周年突入
これからも、がんばってください

  
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2007年09月26日

9月申告が終わったら、税務署が襲撃してきた

16時に某社を訪問。
この会社は、今月が決算と申告の期限

この会社は、そろそろ、税務署の税務調査が予想されるだけに、
申告書の作成には、神経を使う

今回の申告は、無事終了したが、
今後も、事業承継とか、いろいろとやらないといけないこと山積み状態。
よろしくお願いします。

17時に別の会社を訪問。
この会社も、今月が決算と申告の期限

この会社は、昨年、税務署の調査があったので、
税務署の心配は、あと2年は大丈夫

でも、社長さんが株式公開を検討中なので、
今後にいろいろと大変なことが予想されます。
よろしくお願いします。

さて、当事務所は、現在、2件の税務調査を抱えているが、
さらに、もう1社税務調査の連絡があった

これで、計3社。
全部渋谷税務署です

誠意を尽くして、
税務調査を早期に終了して、
追加の税金も最少にしないといけません
  
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2007年09月25日

首相の年齢から考えても、日本は老人大国

こんなことを書くと、嫌われてしまうかもしれないですが、
自由民主党の偉い人の年齢をみていると、
ちょっとがっかり。

23日(日)に福田康夫氏が自由民主党総裁に選出された(日本経済新聞)
福田新総裁は、71歳。

24日(月)には、自由民主党の三役も決定(日本経済新聞)
幹事長には、伊吹派会長の伊吹文明文部科学相(69)、
総務会長には、二階派会長の二階俊博氏(68)が再任、
政調会長には、谷垣派会長の谷垣禎一元財務相(62)を起用。

日本って、60歳をすぎないと、
大きな組織の「リーダー」になれない国なのかと錯覚してしまいます

逆に考えると、70歳まで第一線で働けるということを意味しているのでしょうか。
私の年齢から考えると、あと30年働けます

あと30年、社会に貢献できると考えるとうれしいし
あと30年、働き続けると考えると、ちょっと大変

いろいろ考えちゃいましたが、
今週も、月末なのに、営業日が4日しかないので、がんばります

  
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2007年09月20日

盛り上がりはありませんでしたが、無事終了

午前中は、研修

午後は、某社の取締役会に出席会議

夕方には、事務所に戻り、来客。
ある会社の社長さんにお会いし、
決算書と申告書をお渡しする

そのあと、夜は事務所でひたすら仕事

こうやって書くと、
盛り上がりのない1日です

実際は、細かいいろいろなことがあり、
忙しい1日でしたが、特別なビック・イベントはない1日。
でも、時間だけは、あっという間に経過。

本日の業務は、これにて終了

  
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2007年09月19日

京都見物したかったなぁ

本日も昨日に引き続き、セミナーの講師の仕事で京都にいます。
クボタ松下電工外装株式会社の社員の皆様を対象にセミナーの講師の仕事です。

テーマは、決算書の読み方。
2日間コースの第2日目です。

15名前後の社員の皆さんが、本日も受講。
休憩時間は、
9月という半期の締めの月なので、
みなさん携帯電話で会社やお客様と連絡して、忙しそう

入門編の2日目は、経営分析が中心。
最後に演習や発表をしていただいて、
17時前に無事終了。

2日間お疲れ様でした。

さて、今回の研修に際して、お借りした松下電工さんの研修所は、
京都と奈良の真ん中ぐらい。
宿泊したのは、京都。

せっかく来たのだから、寺巡りでもして、
日ごろの自分を見つめなおして、
気分転換をしたいと言うのが本音

しかし、事務所での仕事を考えると、
寺巡りをする時間的、精神的余裕はなく、
18時過ぎの新幹線で東京へ

仕事で忙しいのはありがたいことですが、
もう少し、時間的、精神的余裕がほしいと思うのは、
欲張りすぎなのかと悩むところです

京都見物したかったなぁ。
残念

  
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2007年09月18日

伝統ある企業に脈々と生きる経営理念に感動

本日は、セミナーの講師の仕事で京都にいます。
本日と明日は、クボタ松下電工外装株式会社の社員の皆様を対象にセミナーの講師の仕事です。

クボタ松下電工外装株式会社の社員の皆さんを対象として、
セミナーを実施するのは、今回が初めて。
ちょっと、どきどき

テーマは、決算書の読み方。
2日間コースの第1日目です。

今回は、入門編。

貸借対照表や損益計算書の読み方のほかに、
会社法の施行による決算書への影響や、
連結キャッシュ・フロー計算書の読み方などについて、
1日学習。

15名前後の社員の皆さんが、熱心に受講。
18時前に無事終了。
明日もよろしくお願いします

さて、今回は、松下電工さんの研修所をお借りしてセミナーを実施。

1階のロビーには、
松下幸之助さんの写真が飾られ、
その隣には、経営理念が掲示されていて、ちょっと感動。

研修施設は、非常に近代的でおしゃれな感じでしたが、
創業者の精神が伝えられていることが、
明白に感じられ、ちょっと感動しました。

伝統のある会社の底力を感じました。

経営理念、良い文章ですので、ぜひ、読んでみてください。
なお、以下の文章は、松下電工さんのホームページからから、コピーしています。

経営理念

綱領

産業人たるの本分に徹し 社会生活の改善と向上を図り
世界文化の進展に寄与せんことを期す

信条

向上発展は各員の和親協力を得るに非ざれば得難し
各員至誠を旨とし一致団結 社務に服すること

松下電工の遵奉すべき精神

一、産業報国の精神

産業報国は当社綱領に示す処にして我等産業人たるものは本精神を第一義とせざるべからず

一、公明正大の精神

公明正大は人間処世の大本にして如何に学識才能を有するも此の精神なきものは以て範とするに足らず

一、和親一致の精神

和親一致は既に当社信条に掲ぐる処個々に如何なる優秀の人材を聚むるも此の精神に欠くるあらば 所謂烏合の衆にして何等の力なし

一、力闘向上の精神

我等使命の達成には徹底的力闘こそ唯一の要諦にして真の平和も向上も此の精神なくてはかち得られざるべし

一、礼節謙譲の精神

人にして礼節を紊り謙譲の心なくんば社会の秩序は整わざるべし正しき礼儀と謙譲の徳の存する処社会を情操的に美化せしめ以て潤いある人生を現出し得るものなり

一、順応同化の精神

進歩発達は自然の摂理に順応同化するにあらざれば得難し社会の大勢に即せず人為に偏する如きにては決して成功は望み得ざるべし

一、感謝報恩の精神

感謝報恩の念は吾人に無限の悦びと活力を与うるものにして此の念深き処如何なる艱難をも克服するを得眞の幸福を招耒する根源となるものなり

当会社経営の基本理念

綱領信条並に我等の遵奉すべき七精神をよく体する当社従業員によって需要家に最大の満足と誠意を贈る事を念願し常に業界の繁栄を図ると共に社会に対しより新しき価値の創設を期するものである

  
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2007年09月17日

本日びっくりしたこと

本日は、あすからのセミナーの講師の仕事に備えて、
19時過ぎに、京都に到着。

さっそく、おばんさい料理の夕ご飯をいただきました。
おばんさいとは、家庭料理のことのようです。

さて、本日びっくりしたこと。

1・谷亮子、柔道世界選手権で7度目の優勝(朝日新聞)
久々の出場で、
選考過程もすっきりしないので、
「もう、ダメなのでは?」と思っていたので、脱帽です
素晴らしい
大変に失礼しました

2・8人乗りのフェラーリのリムジン(carview)
なんじゃ、そりゃ
ぜひ、クリックして、写真を見てください。
フェラーリ360をぶった切って、8人乗りリムジンにしちゃいました。
いくら、フェラーリ好きの私でも、この車には、萌えないなぁ

3・マクラーレン、F1の違反行為で、罰金1億ドル(115億円)(carview)
もうひとつ、車ネタ。
F1のマクラーレンチームが、
フェラーリチームの機密情報を不正に入手したとのことで、
FIA世界モータースポーツ評議会に、
1億ドル(115億円)という罰金が科せられたそうだ。
世界で、ビジネス展開すると、リスクもバカでかい

4・マイクロソフトは、制裁金790億円(毎日新聞)
115億円ぐらいで驚いてはいけない。
マイクロソフトは、4億9700万ユーロ。
日本円で、790億円である。
欧州第1審裁判所(ルクセンブルク)は、
4億9,700万ユーロ(約790億円)の制裁金を科した欧州委の決定をほぼ全面的に支持する判決を下し、
同社を独禁法違反としたようだ。

ただし、マイクロソフトの2006年6月期のアニュアルレポートを見てみると、
貸借対照表には、現金預金が、6,714百万ドルあります。
すぐに売却可能な有価証券も、27,447百万ドルあります。

1ドル=115円で換算すると、現金預金が772,110百万円。
すぐに売却可能な有価証券が、3,156,405百万円。
つまり、7,700億円+3兆1,500億円=約3兆9,200億円である
790億円ぐらいの制裁金、問題ないか

  
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2007年09月14日

税務調査2日目で注意するべき項目

本日も、お客さんの会社の税務調査。

先週の金曜日に実施した調査の2日目。
本日で終了の予定。

本日は終日、1日目の宿題と、人件費とそのほかの経費についての調査。
いわゆる通常想定される2日目の調査である。

人件費は、
源泉徴収簿と扶養控除申告書をチェック。
個人の外注事業者を利用している会社だと、
きちんと源泉所得税を徴収しているかも、チェックする。
当然に、徴収と納付のタイミングもチェック。

そのほかの経費は、
決算日の15日前ぐらいを中心に、
総勘定元帳をチェック。

有形固定資産や貯蔵品に計上できる物品購入がないかどうかをチェックする。
一般的には、事務用品費、消耗品費をチェック。
切手や収入印紙の大量購入も貯蔵品の計上対象となるので、
通信費や租税公課もチェックを受ける。

あとは、外注費や人件費では架空計上も問題となる。
そのため、
税務署は、振込先の銀行口座を調べるので、
会社は、通帳や振込依頼書をきちんと保管しないといけない。

それから、収入印紙の貼り漏れも、
意外と高い罰則になるので、
税務調査の前には、契約書のチェックもしてください。

最後に講評をして、予定通り16時には終了。

本日は、会社の書類の保管状況が良く、
2日間の対応も良かったので、想定内の軽症で無事終了

税務署のMさん、そして対応していただいた会社のみなさん、お疲れ様でした

今週は、4日も税務調査があったので、疲れました

  
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2007年09月13日

税務調査2日目と伝える技術

本日は、お客さんの会社の税務調査。
今週の月曜日に実施した調査の2日目。
本日で終了の予定。

本日は終日、1日目の宿題が、税務署職員に納得してもらえなくて、
対応と説明に終始する

1日目では、以下の項目に関する宿題が出ていた。

1・売上が納品日に従って、正しく計上されているか
=>特に、決算日前後の売上についてチェック

2・売上とそれに対応する外注費が、同一会計期間に計上されているか
=>決算書では、外注費に計上されているが、
仕掛品として、資産計上するべき外注費はないかを、チェック

この会社は、設立して、初めての税務調査。
管理部門は、充実していない営業先攻の会社。

管理部門が充実している企業なら当然ある資料が、
ありませんという場合は、よくある話だ。

そこで、税理士に期待される役目は、
税務署職員の要望に沿う資料を、
会社側に負担なく、迅速に用意することだ

税務職員の要望は、
明確に指示される場合と、
こんな感じの資料というようにきわめて漠然としている場合がある。

そのために、漠然としている場合は、
「この資料ではだめですか?」とか、
「こんな資料なら作れますけど、これで良いですか?」
ということで、税務署職員の要望を聞いて、
会社側に伝える必要がある。

本日は、税務署が希望する資料を提供できずに、
双方のストレスが高まった

税務署職員は、「なぜ、要求する資料がすぐに出てこないのか?
なにかを隠しているのではないか?」

私と会社は、「どんな資料がほしいのか、漠然としすぎて良くわからない」。

最終的には、予定の17時を過ぎて、
お互いにすっきりして、わだかまりも解消して、
調査は終了

結果は、後日連絡ということになりました。

考えていることを伝える技術の重要さを良く認識した一日でした

税務署職員のMさん、
それから、会社で調査に対応していただいた皆さん、お疲れ様でした。

  
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