月末ということで忙しい。
15時にある会社を訪問。
決算書類をお渡しする。
この社長さんは、まだ若い。
しかし、きちんと中期事業計画を作成し、
結果を出して、成長している。
このような社長さんとお付き合いさせていただけるのは、非常にうれしいです。
急いで、事務所に戻り、17時からは、別の社長さんと会議。
決算と相続の相談。
20時前より、ひとりで仕事に取り組む。
何といっても、明日からある会社の仕事で、中国の大連(DALIAN)に出張。
大連に行くのは、初めてなので、楽しみです。
でも、心配事が一つ。
yahoo!でみると、大連の最高気温は、0度。
寒そう。
日本だと、札幌と同じぐらいの気温か(同じくYahoo!)?
それに、
本日は、
中国産の農薬入り冷凍食品の話題が、報道された(朝日新聞)。
この製造元の会社は、有名輸出企業だそうだ(読売新聞)。
ちなみに、製造元の河北省石家荘市の「天洋食品」のホームページは、こちらです。
いろいろな点で、気をつけて行ってきます。
帰国は、2日(土)の夕方の予定。
お客様、スタッフの皆さん、関係各位など、
いろいろとご迷惑をおかけするかと思いますが、よろしくお願いします。
午後、ある会社を訪問。
この会社は、
受注の注文を受ける際に、
現在は、ファックスや電話で対応している。
そこで、
インターネットで、受注する仕組みを構築することを計画中。
問題なのは、
受注した情報を、
既存の基幹系システムにつなげて、
債権管理、在庫管理にデータを連携させないといけない。
実は、この基幹系システムは、インターネットと親和性が低いという問題点がある。
そこで、この会社の問題を解決できそうな会社の社長さんを紹介するために、
本日この会社を訪問したというわけです。
ある会社に、別の会社を紹介するというのは、
ちょっと勇気が必要だ。
「この会社なら、御社の問題を解決します。
大丈夫です。」と、私が推薦状を書くに等しい。
技術力やプロジェクト管理能力の他に、
社風など会社同士の相性を考えて紹介しないといけない。
本日は、お互いの会社の紹介と、
今回のプロジェクトのゴールの確認などして、
2時間余りの会議。
個人的には、平和なスタートという印象です。
もっとも、これからが本番。
提案書の吟味や受注金額の調整などを経て、
システムの完成を目指して、
1年以上の長いプロジェクトが始まります。
関係者すべてが満足なゴールの瞬間を迎えられるように、
側面からですが、強力にサポートしたいと思います。
大阪府知事選で、
弁護士の橋下氏の当選が、確実なようです(現在、22時過ぎ)。(日本経済新聞)
橋下氏は、現在38歳。
現職知事では、現在最年少とのことです。
前知事の太田氏は、
女性で、かつ、経済に詳しいといういことで、
当選直後には、個人的には期待をしていた。
でも、結局、単なる役人発想の箱モノ政策しか打ち出せなくて、
府の財政を疲弊化するだけで、すごーく、がっくり。
橋下氏は、若いし、テレビでのタレント活動が原因で、
これから、いろいろと批判の対象となるかもしれない。
個人的には、橋下さんのことは、まったく知らないし、
橋下さんの過去には興味はない。
ぜひ、「若さ」と「民間」の観点から、
財政の悪化に苦しむ大阪府を再生して、
日本を元気にしてもらいたいと思います。
武富士の元専務の株の贈与に関し、
東京高裁の控訴審が出た。
一審の東京地方裁判所の判決と異なり、逆転有罪(読売新聞)。
事件の概要は、
元専務(俊樹さん)は香港滞在中の1999年12月に、
元会長夫妻からオランダ企業の720株(計約1653億円相当)の贈与を受けた。
当時の相続税法では、
海外居住者に海外財産が贈与された場合は課税対象外だった。
そこで、この元専務は、「私は、海外居住者だ」ということで、
この贈与を申告しなかった。
ところが、
税務署は、この元専務は、
相続税を逃れるために、
香港に住んでいるかのように装っていて、
実質的には、日本で生活していたとして、
元専務に約1330億円の追徴課税をした。
そこで、
「ふざけるなよー」ということで、国を相手に裁判を始めたわけです。
1審判決は、
課税は違法とし、国の敗訴(2007年5月)。
理由は、
元専務が97年6月以降の3年半のうち、
65%は香港に滞在し、
日本の滞在日数は26%だったので、
生活の本拠が日本だったとは認められず、
海外居住者であるとした。
ところが、控訴審判決は、
元専務は、公認会計士の説明を受け、
香港に居住していれば多額の贈与税を課されないので、
国内滞在日数を調整していて、
香港に居住して、香港は生活の本拠だったとは認められないとした。
さて、この裁判はどうなるでしょうか。
確実に最高裁までいくでしょう。
個人的には、たぶん、国の勝訴で終わるような気がします。
しかし、この元専務にアドバイスをした公認会計士は、
コンサルタント料をもらったのでしょうか?
裁判に負けたら、コンサルタント料、返せって言われちゃうかもしれないですね。