先日購入した中古(2005年登録)のアルファロメオ147(1.6L/5MT)は、
壊れる気配もなく、好調。
120馬力しかないが、
エンジンは気持ち良く回るので、
4000回転以上回して、
5MTを駆使して楽しんでいたら、
助手席から「前の156に比較すると、乗り心地が悪い」と、クレームを受けた。
確かに、
156は、滑らかに回るV6エンジン。
おまけにお値段も156が全然高いので、
シートの出来、ボディーの剛性、
サスペンションの質など、
147と比較すると、
当然に乗り心地は良い。
同乗者がいるときには、
運転の楽しさ重視ではなく、
乗り心地重視の運転をしようと反省しました。
さて、
昨日の日本経済新聞には、
以下のような記事が掲載されていた。
11月の国内新車販売、3割減 08年は34年ぶり低水準に(日本経済新聞)
当然でしょう。
車に乗らない人や興味のない人が増えている上に、
私のような車好きでも、
いろいろな事情(ガソリンが高い・欲しい新車がないなど)で、
新車を買わない時代です。
自動車産業は、
すそ野が広いので、
雇用などに悪影響を及ぼすのは、
時間の問題でしょう。
実際に、
自動車関連業界では、
知っている人は知っている会社(お店)の倒産が続発している。
1・株式会社トラスト
「TRUST」ブランドといえば、
マフラーやダンパーなどで超有名なブランドで、
車好きなら知らない人はいないだろう。
しかし、
平成20年9月に民事再生法適用申請を出した。
帝国データバンクの記事によれば、
借入金をして、
設備投資をしたが、
売上が伸びなくて、
結果的に、
過大借入による過大投資ということのようです。
1976年創業で、
1977年会社設立なので、
「会社の寿命は、30年説」に、見事に合致。
人気のあるブランドなので、
再生してほしいが、
同業他社もあり、
再生できるのでしょうか?
2・アペクセラ株式会社(URLは、ありますが、接続不能)
アペクセラ株式会社といっても、
「?」な車好きも、
「アペックス」と言えば分るだろう。
こちらも、マフラーで有名な会社だ。
平成20年2月に民事再生の適用を申し出ている。
東京商工リサーチの記事によれば、
多角化で、一時期は業績回復したようだが、
結局うまくいかなかったようだ。
なお、
こちらのブログでは、
設立の経緯などが記載されている。
このブログを読むと、
良い製品を開発し、
責任を持って良心的な販売をしても、
売れなければだめだという典型的事例かもしれない。
こちらの会社も、
同業他社があるので、
この会社が存続しないと困るという社会的意義はない。
さらに、
ホームページは、見れない状態が続いている。
したがって、
民事再生できるか、不透明だ。
3・Mr.CRAFT(こちらの会社も、URLは、ありますが、接続不能)
恵比寿駅より徒歩1分の場所にあったおもちゃ屋さん。
特に、ミニカーやF1グッズは、非常に充実していて、
私も何度か買い物をしたり、
店内をぶらぶらして、
楽しい時間を過ごしました。
ところが、
今年の9月8日に突然閉店。
この掲示板を見ると、
昔からのファンが多かったことがわかる。
しかし、
インターネットの出現により、
同じ商品が安く買えるならということで、
わざわざ恵比寿に行って、
買い物をする人が減ったということなんでしょう。
たしかに、
このお店に行った時に、
「在庫管理が大変そうだ」と思いました。
最後は、
おもちゃ屋の店舗スペースを削減して、
男装和装品屋に業態変換したそうだ。
余計でしたね。
本業が大切ということがわかります。
もっとも、
このブログによると、創業して30年ぐらいだそうです。
寿命だったのでしょうか。
残念です。