森永乳業グループの社員の皆さんを対象として、
FASS試験で、
レベルAを取るためのセミナーの講師をしているが、
私は受験をしていない。
講師が受験していないとまずいだろうということで、
FASS試験を受験しました。
さて、
FASS試験の復習です。
経済産業省の委託を受けた日本CFO協会が、
経理・財務に関するビジネススキルのスタンダードとするために、
実施しているテストです。
経済産業省としては、
このFASSを、
経理や財務に関するTOEICにしたいようです。
試験は、
100問を90分で解答。
試験範囲は、
資産・決算・税務・資金。
では、
どんな問題が出題されているのかということで、
ここに紹介してある問題集を解いてみると、
問題は広範囲で、
細かい内容や専門的な問題、
計算問題などもあり、
かなり難しい。
ちなみに、
評価は5段階で、
最高のレベルAを獲得するためには、
正答率は、
86.125%が要求される。
100問ということは、
87問の正解が必要ということになります。
個人的には、
レベルAの獲得は、
そんなに容易ではないなと危機感を持っていたので、
受験前にも、
スタバで2時間ほど問題集を解いて、
試験を受けました。
試験は、
紙や筆記用具を全く使用しません。
パソコンに問題が表示され、
解答を入力します。
計算問題は、
試験会場で渡された小さなホワイトボードに、
黒いボールペンで計算します。
つまり、
電卓は使えないということだ。
手計算で、
減価償却費の計算をしたら、
計算間違いをしていて、
マジ、
ビビりました。
さて、
90分間はあっという間に経過。
試験が終了すると、
すぐに「成績証明書」が発行され、
そこに成績が書いてあります。
ドキドキして
結果をみると、
「レベルA」。
「あーーーー、良かった。」
安心しました。
しかし、
正答率を計算してみると、
冷や汗がタラリ。
正答率は、
88%なので、
88問の正解。
87問正解で、
レベルAなので、
ぎりぎりで、
レベルA合格でした。
とにかく、
FASS対策セミナーの講師失格とならなくて、
良かったです。
表面的なことを言えば、
問題集とまったく同じ問題も出題されたので、
受験前の2時間ぐらいの勉強は非常に効果的でした。
また、
本質的なことを言えば、
資産・決算・税務・資金といった広範囲で、
細かい内容や専門的な問題、
計算問題をきちんと勉強して、
いろいろな知識の整理ができ、
良かったです。
今晩は、
ぐっすり寝ることができます。
おやすみなさい。。。。。。