書類をお渡しするためにが外出が多かったり、
いろいろとやらないといけないことがあり、
ブログの更新をすっかりサボってしまいました

今週末は、
下記の自著の二訂版の最終の原稿チェックをしていました


今回のニ訂版の修正・追加の主な点は以下の2点。
1・決算書の実例の差し替え
本の中では、
実際の決算書の数値をいくつか使用しています。
2007年に出版した本なので、
使用している決算書も2005年から2007年までに公表されている決算書数値でした。
そこで、
2008年から2010年までに公表された決算書に置き換えました。
2・国際会計基準を第6章に追加
日本では、
上場企業の連結財務諸表に強制適用されることが予定されている国際会計基準について、
第6章を新規に設定して、
その全体像と決算書の具体的な変更点を書いています。
こうやって書くと、
私が国際会計基準について、
良く理解しているように感じるかもしれません

実情は、
表面的なことしか知らなかったので、
この1ヶ月間で集中的に、
本など読んで勉強しました

そこで、
お勧めの本をご紹介

題名:経営幹部必読!早わかりIFRS
著者:グローバルタスクフォース
出版社:PHPビジネス新書
価格:760円(消費税別)
良い点は、
文章がわかりやすいことに加えて、
本のページ数が182ページと薄くて、
価格が、
760円(消費税別)と安いこと。
電車の中で、
自分の興味や関係のある分野のみを読むという使い方もできます。
続いて、
あと一冊ご紹介。
題名:ひとめでわかるIFRSと新決算書
著者:小澤善哉
出版社:東洋経済新報社
価格:1800円(消費税別)
ページ数は、
190ページですが、
図が半分あるので、
文章量は、
それほど多くありません。
さらに、
実際の表の形式や会計基準などが、
具体的に紹介されています。
本屋に行くと、
国際会計基準関係の本は、
たくさん売られているので、
本の選択の際に参考にしてみてください。
また、
無料で国際会計基準の基本を知りたいという人は、
インターネットの情報を活用してください

まず、
日本での国際会計基準での導入の経緯や、
将来の方向性について知りたい人は、
「我が国における国際会計基準の取扱いについて(中間報告)(骨子)」と、
「我が国における国際会計基準の取扱いについて(中間報告)」を見てください。
それから、
国際会計基準になると、
どのような表の形式になるのかを知りたければ、
「財務諸表の表示に関する予備的見解」を見てください。
なお、
今後の動向が気になる人やセミナーのお知らせは、
企業会計基準委員会のホームページや
英語に自信がある人は、
IASBのホームページを見てみると良いでしょう。