既に報道されていて、
みなさんご存じだと思いますが、
福島で原子力発電所のトラブルを抱える東京電力の清水社長が、
入院しちゃいました 。
清水社長は、
29日の夜に、
高血圧でめまいを起こしてしまい、
都内の病院に向かい、
そのまま緊急入院したそうです。
東京電力は、
グループで、
売上高約5兆円、
従業員数は、
約53,000人いる巨大な企業グループです 。
その巨大な企業グループのトップとして、
現在、
大きな問題に直面しているので、
めまいを起こして、
入院するでしょう 。。。
と、
同情した人は少ないと思います 。
福島の原発の現場で、
劣悪な環境で作業をしている人や、
本社などで、
徹夜で、
諸外国や自衛隊などと、
いろいろな交渉をしている人にとっては、
「おいおい、
俺も入院したいよ。。」
と、
思ったことでしょう 。
でも、
東京電力のすごいところは、
社長が入院しちゃっても、
代役の会長が登場し、
社員のみなさんが、
頑張っているところです 。
中小企業やベンチャー企業だと、
会社が存亡の危機の時に、
社長が現場を離れたら、
即座に、
顧客や金融機関の信用を失い、
従業員は、
戦意を喪失し、
倒産への道を歩みます 。
いろいろと勉強になります 。
ネットを見ていたら、
THE WALL STREET JOURNAL(日本語版)に、
東京電力の経営陣について、
書いた記事がありました。
東京電力から、
広告宣伝費をたくさんもらっている日本のマスコミには、
書けないようなことが書いてあるので、
読んでみてください 。
ちなみに、
東京電力のホームページに掲載されている清水社長の経歴は、
これ です。
確かに、
資材部が長いですね。
慶応義塾大学経済学部の卒業だ。
ちょっと残念な先輩です 。
さて、
上記の記事の英語版は、
こっちです。
ちょっと長いですが、
日本語訳と対比して、
読んでみると、
英語の読解の勉強になって良いと思います 。