2011年06月29日

東京電力の株主総会と株主総会のお作法

1日遅れのネタで恐縮ですが、
東京電力の株主総会が28日(火)に終了しました。

以下の毎日新聞の報道によると、
株主総会は、
6時間9分を要したそうです

東電株主総会:原発撤退は否決 勝俣会長は続投(毎日新聞)

東京電力のホームページのここを見ると、
株主総会は、
10時から開始だったようです。

これは、
どういう意味かと言えば、
「株主総会は、
遅くとも12時には終了にして、
お昼ご飯食べたら、
午後は、
別の仕事をしましょう。」
という意味です

もちろん、
株主総会に出席する機関投資家も納得しています。

一般的には、
株主総会が開催されると、
事業報告の後、
質疑応答で、
11時過ぎには、
質疑応答を終わりにして、
議案の決議をして、
12時前には、
終了となります。

したがって、
6時間9分も株主総会を実施するのは、
異例の長さです

議案の決議も、
大株主は、
株主総会の開催前に、
委任状を提出して、
そこで議案に賛成か、
否かを表明しているので、
株主総会が開催される前には、
議案が賛成なのか、
否決なのかがわかっています。

しかし、
このような株主総会のお作法を理解していない個人株主が、
多く出席する会社の株主総会は大変です。

なお、
ある人から聞いた話ですが、
長時間の株主総会が予想される場合には、
議長である代表取締役は、
株主総会中にはトイレに行けないので、
「大人用おむつ」をして、
株主総会に出席するそうです

長時間の株主総会を実施した結果、
今回の東日本大震災で、
被災した多くの人が救われるような方針や対策が出されることを期待しています。



  

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2011年06月26日

原稿書きの時に聴いている音楽<Lady Gaga(BORN THIS WAY)>

先月の下旬から、
ある会社の原稿書きで、
週末の時間のほとんどを費やしています。。。

と、
書きたいところですが、
実態は、
週末の時間のほとんどを原稿書きに投入しないといけないのですが、
できていません

先週の土曜日の夜は、
突然のお誘いがあって、
焼き肉を食べに行ったり
本日も、
昼寝したり、
インターネットを見たり、
facebookで「いいね」と、
書き込みしたりして、
予定通りに原稿書きは、
進捗していません

某社の担当者のみなさん、
申し訳ありません

さて、
この集中力に欠ける状態を是正して、
原稿書きをする気持ちにさせてくれるのが、
音楽です

この週末にヘビロテで聴いていたのが、
Lady Gaga様の「BORN THIS WAY」です。

正直に言えば、
これまでの彼女のアルバムは、
なぜ、世界的に人気があるのかがよくわかりませんでした

でも、
今回は、
凄い

むちゃくちゃ、
音楽のレベルが高いです

聴けば聴くほど、
音楽の「深み」と「幅広さ」がわかって、
何度も聴きたくなります

また、
先週の25日には、
東日本大震災の被災地復興支援ライブ「MTVビデオ・ミュージック・エイド・ジャパン」に出演するために来日し、
Lady Gaga流の方法で、
日本の復興に熱いメッセージを送ってくれました。

奇抜で、
過激な外見が注目されますが、
彼女の温かい心と迅速な実行力は、
素晴らしいです

私の中では、
完全に「Lady Gaga様」です

「Lady Gaga様」が、
日本滞在中にしてくださった
インタビューや、
ステージ上のパフォーマンスについては、
下記のスポーツ新聞の記事を参照してください。

スポニチ

サンスポ

日刊スポーツ



また、
まだLady Gaga様の「BORN THIS WAY」を聴いていない人は、
ぜひ、
聴いてください

何回でも聴きたくなります。
お勧めです


  
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2011年06月25日

起業家志望の若者と会って思ったこと

今週は、
いろいろな仕事のほかに、
東北への出張があり、
さらに、
突然に、
夜のお誘いがあると、
ダッシュで六本木に行っちゃったりしたものだから、 
事務所にいる時間が少なく、
週末も出勤です。 

本日は、
ある人の紹介で、
20歳代前半の起業家志望の若者と会いました。

前向きだし、
素直だし、
誰もが知っている有名大学に在学していて、
優秀で、
問題意識もあるし、
礼儀、行儀も素晴らしい

それから、
起業してやりたいことや、
理念もしっかりしている

毎週、
渋谷のセンター街で、
女の子に声を掛けまくっていた(いわゆるナンパ)、
私のおバカな学生時代とは、
天と地ほどの差がある

比較すること自体が、
彼に失礼だ

でも、
ちょっとだけ、
彼に、
なにかが足りない気がする。

なんだろう

たぶん、
「お金」を集めて、
支払って、
回収し、
さらに、
投資するというプロセスが具体的ではないのかもしれない

今の教育システムにおいて、
就業体験とか、
インターンとか、
キャリアデザインとかは、
会社や大学が提供しているのかもしれない

しかし、
起業して、
会社を継続し、
発展させるためには、
お金を扱うことは必須だ

お金は、
正しく使えば、
可能性を広げてくれ、
夢を実現してくれる

でも、
今の教育システムに、
お金を正しく扱う(集める・支払う・回収する・投資する)教育は、
欠如しているのだと思う

事業の告知から、
代金の回収までについて、
「お金」を含めて、
もっと、
具体化するといろいろな問題点がわかってくるのではと、
アドバイスしました

それから、
「いつ始めるのかを決めないと、
結局、
起業しないよ」とも言っておきました

起業を考えているけど、
ずーっと検討していて、
起業を実行しない人がたくさんいます。

起業にはリスクがあるので、
いろいろと考えると、
ビビっちゃって、
起業が実現できないんでしょう

でも、
起業に、
完璧な「準備」や「タイミング」や「外部環境」なんてないから、
起業する時期は、
決めるしかないんです

2時間ぐらいいろいろと話して本日は終了。

これから、
彼とは、
メールしたり、
会ったりして、
起業と、
そして、
起業してからのサポートをしてあげることになると思います

彼のような起業家が増えて、
雇用が増え、
日本が、
安全で、
豊かな国になることに貢献したいと思います

  
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2011年06月23日

営業!株主総会!出張!

本日の午前は、
ある会社を訪問。

私に、
同行したのは、
保険会社の営業マン。

節税も兼ねた保険商品の申し込みを検討しているお客様に、
保険会社の営業マンと一緒にお伺いして、
最終的な説明をして、
契約をしていただきました。

ありがとうございました

利益が計上されている場合、
そのまま決算をして、
税金で税務署にお金を支払ってしまうと、
税務署に支払った資金は、
絶対に会社には戻りません。

しかし、
保険を申し込んで保険会社に支払っておけば、
将来、
何らかの理由で、
会社にお金が必要になったときに、
保険を解約すれば、
保険会社に支払った保険金相当分は、
解約返戻金として、
会社に返金されます

また、
経営者に万が一のことがあれば、
保険本来の保障もあります。

もちろん、
保険に加入すると、
解約返戻率がそれなりの水準になる5-7年間、
保険金を支払い続けないといけないといけないので、
将来における資金使途の制約は負いますが、
保険加入にいろいろとメリットがあるのも、
一つの事実です

過大な利益が計上される予想がある経営者の人は、
是非、
検討してください

午後は、
ある会社の株主総会に参加。

現在は、
3月決算会社の株主総会が多く開催される時期です。

利益を計上している会社の株主総会は、
株主の追及も、
どこか緩やかで、
会社側の人間として参加する私も、
精神的に緩やかです

したがって、
VCを中心とした株主の関心は、
過去の決算書ではなく、
将来の事業計画と、
上場の予定(計画)です

そのために、
株主総会後の事業説明会が盛り上がります

夜は、
東北地方へ飛行機で移動する予定でした

東北地方は、
大雨の悪天候で、
昼間に出発した飛行機は、
欠航になっていました

羽田空港でも、
「出発はするけど、
着陸できなくて、
引き返す場合があること」
と、
「引き返した場合に、
羽田空港からのタクシー代や宿泊費は、
航空会社は、
負担しないこと」が、
何回もアナウンスされていました

引き返した場合に備えて、
自分で運転して移動した場合に、
どれぐらいの時間を要するかと調べると、
5時間ぐらいで到着できることがわかりました

金曜日の午前中の重要な会議には出席しないといけないので、
羽田空港に引き返した場合には、
徹夜で車を運転すれば、
現地に到着するけど、
それは、
避けたいのが本心です

1時間ぐらいのフライトの後に、
着陸態勢になりました。

機内は、
着陸できるのか、
それとも、
着陸できなくて、
引き返すのかという乗客の皆さんの気持ちを反映して、
微妙な緊張感がありました

着陸前の5分間は、
悪天候のために、
激しく機体が揺れ、
私も、
若干気持ちが悪くなりましたが
無事に、
22時過ぎに目的地に着陸

いろいろなことがあった1日だったし、
毎日が良いことばかりではないですが、
無事に着陸できて良かったです

これから暑くなりますが、
頑張ります

  
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2011年06月19日

隠した現金や金塊を税務署が発見した写真

毎日新聞のサイトで発見しました。
国税庁による情報提供ということのようです。

脱税:摘発216件、総額248億円に・・・10年度(毎日新聞)

申告しないで、
蓄財した現金や金塊を、
自宅などに隠すという話を聞いたことはありました

しかし、
その隠した現金や金塊を、
税務署が発見した写真を見たのは、
初めてです

節税をしてはいけないとは言いません

しかし、
脱税はダメです

この写真を見るとわかるように、
現金や金塊を隠したって、
ばれちゃうんです

ばれると、
確実に重加算税ですから、
追加の税金+重加算税(35%+40%)+延滞税で、
隠した(発見された)資産の60-80%は、
税金として支払うことになるでしょう

結果的には、
申告時に、
ある程度の税金を支払っておいたほうが、
重加算税等を考えると、
安かったということになります

税務署とは、
上手に付き合うべきで、
税務署を怒らせるようなことをしてはいけません



  
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2011年06月17日

税金未納案件が無事完了

本日は、
去年の12月ぐらいから、
継続的にしていた仕事が終了しました

仕事の概略を書くと、
ある人が、
税金の申告内容に問題があり、
税務署の税務調査を受け、
その結果、
多額の納税をすることになってしまいました

ところが、
この人は、
家族の事情や事業の問題により、
今回の税金を払えなくて、
どうすれば良いのか、
困っていました

そんな時に、
私が非常にお世話になっている人が、
この税金の支払いに困っている人の知り合いで、
「金井さん、
助けてあげて」とお願いされて、
私が、
この仕事に携わることになったというわけです。

もっとも、
税務調査が終了してしまって、
結果も明確になっていたので、
私にできることは限定されています。

一つは、
支払うべき税金の減額

指摘されたいくつかの点を、
指導事項に変更してもらって、
多少ですが、
納付する税金を少なくしました

二つ目は、
税金の納付期限をなるべく後ろにすること

税金が支払えないと、
所有している個人の資産が差し押さえとなり、
その後、
差し押さえ物件は、
売却されてしまいます。

そのために、
支払期限をなるべく遅くして、
その間に、
本人が売却しても良いと判断した財産を売却して、
納税資金を作り出して、
納税を完了してもらおうというわけです。

このような税務署との交渉は、
日常的に、
税務署と接点のある会計士や税理士にとっては、
通常業務です

しかし、
税務署と接点がない人にとっては、
どの点を、
どの程度まで交渉して良いのかがわからなくて、
税務署のペースになってしまいます。

だから、
会計士や税理士に依頼すれば良いのですが、
納税資金のない時に、
専門家に頼んでも、
お金が払えないということで、
依頼を躊躇すると、
さらに、
墓穴を掘る結果になります

実際には、
資金に困っている人に、
高い報酬を請求して、
がっちり回収する専門家もいるようですが、
紹介等をしてもらい、
資金がない理由を納得してもらえば、
少額の報酬で、
専門家に手伝ってもらえると思います。

今回も、
結果的には、
この人の税金の申告に問題があったのですが、
資金は、
親族や事業のために全部使われていて、
ご本人には、
ほとんどない状態

また、
ご本人は、
質素な生活をしており、
情状酌量の余地ありと、
私は判断しました

結果的には、
税務署に、
支払うべき税金を減額してもらい、
納付期限も最大限延長してもらいました。

一方で、
ご本人と相談し、
ある大切な資産を売却することに同意をしてもらいました。

実際には、
東日本大震災が起こり、
税金の納付期限までに売却できるのかは、
非常に微妙だったのですが、
先日、
無事契約が完了し、
代金も振り込まれたので、
納税ができるようになりました

なお、
所得税で問題があり、
追加で税金を支払う場合、
税金の仕組みとして、
過少申告加算税や延滞税のほかに、
住民税や健康保険料も追加で支払うことになり、
予想外に多額の資金の支出となります

会社のことだけでなく、
個人の資産の売却や、
保険契約の変更、
相続など、
大きな金額の契約や出来事がある場合には、
インターネットで自分で調べることも必要ですが、
専門家に報酬を支払って、
判断をお願いすると、
結果的には、
税金のトラブルが避けられ、
お安くなることがあります

なお、
利用の際には、
報酬がいくらぐらいなんだろうと心配だと思いますが、
見積書をもらったり、
「いくらぐらいでお願いしたい」とおっしゃってください

また、
複数の専門家から、
見積書をもらうと良いと思います

専門家を、
上手に利用してください

  
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2011年06月13日

住民税の計算を間違えた都税事務所

ブログの更新をさぼると、
PVも下がるという、
当然の事実が、
この6月上旬で実証されたので
今後は、
従来のように、
更新を頻繁にするので、
よろしくお願いします。 

さて、
本日の午後、
お客様である社長さんから、
メールで連絡がありました

メールの内容は、
都税事務所から住民税の通知が来たけど、
金額がすごく高いので、
調べてほしいという内容でした。

所得税の確定申告をすると、
そのデータは、
税務署から地方自治体に送付され、
地方自治体は、
住民税を計算するという仕組みになっています。

つまり、
住民税が高いということは、
原因が2つ考えらます。

具体的には、
1・所得税の計算を間違えたので、住民税が高くなった
2・所得税の計算は正しかったのに、住民税の計算を間違えた

なお、
この社長さんの所得税の計算は、
当事務所が確定申告書を作成しているので、
上記の1番目の可能性はない

そうすると、
2番目の所得税の計算は正しいのに、
住民税の計算が間違えている可能性が高いということになります

そんな観点から、
社長さんに送付していただいた、
住民税の計算プロセスがわかる明細を見ていたら、
怪しいところを発見

この社長さんは、
給与所得のほかに、
所得があり、
平成22年は赤字だったのに、
住民税の計算上は、
黒字として計算が実施されています

しかし、
都税事務所が、
そんな単純なミスをするのでしょうか

なにか、
当事務所が気がついていないようなことが、
あるのかもしれないという疑念も生じました

そこで、
当事務所の税理士であるO君が、
都税事務所に電話したら、
驚愕の事実が判明しました

結論から言えば、
都税事務所の間違えです

税務署からデータが送られてきて、
それを、
住民税を計算するために、
都税事務所が取りこむそうです。

そのさいに、
赤字の印である「△」を、
なぜか「3」と認識して、
データを取り込んでしまったそうです

例で示すと、
事業所得が、
「△1,234,567円」の赤字というデータが、
「31,234,567円」の黒字として、
住民税の計算の際に、
取り込んでしまったそうです

都税事務所も、
このミスに気がついて、
間違いを発見した人については修正したようですが、
連絡のあった社長さんのように、
都税事務所が間違いを見逃してしまった場合には、
間違えた金額で、
送付してしまったというわけです。

つまり、
1・数字を取り込む際の間違い
2・間違って計算してしまった人を、全員発見して、修正できなかった

という2つの間違いを都税事務所をしてしまったというわけです

偶然にも、
今回の間違いは、
赤字が、
黒字になり、
さらに、
その黒字が1ケタ大きくなったので、
所得もすごく増え、
住民税の金額も、
すごーく増えたので、
この社長さんはおかしいぞと思いました

請求された住民税を支払っていたら、
大損なので、
不幸中の幸いだったのかもしれません

このように、
役所も間違いをするので、
税務署などから送ってきた書類については、
金額を確認したり、
内容を理解することは、
非常に重要ということを、
今回の事件で、
改めて認識しました

私は、
自分個人について言えば、
お役所から送付された書類を、
細かく見たりしないので、
大反省です

さっそく、
実践ということで、
本日、
都税事務所から送付された私の住民税の明細をチェックしたら、
私の住民税の計算は、
間違いがなく、
正しく計算されていました

  
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2011年06月12日

原稿書きで悪戦苦闘中

なんと、
6月になってからブログの更新をすっかりサボってしまいました

サボった原因は、
「仕事」+「遊び」で、
時間を使いすぎていしまい、
ブログを書く「時間」と「体力」が不足してしまいました

反省です

さて、
6月になり、
増えた仕事が原稿書きです

残念ながら、
守秘義務契約があるので、
何のために、
何について書いているのかは、
ブログでは書けません

原稿書きのスケジュールは、
毎週、
月曜日の朝に、
原稿の締め切りがあり、
それが、
7月初旬まで続く感じです

仕事の依頼があったときに、
これまでと同様に、
深く考えず、
「どうにかなるだろう」と簡単に考えて、
引き受けました。

しかし、
予想以上にハードな仕事です

ハードな仕事になってしまう原因は、
原稿を書く時間の確保ができないんです

月曜日から金曜日までは、
いろいろな「仕事」や「遊び」で書く時間が確保できず、
結局、
週末に書くことになります

しかし、
週末は、
普段の睡眠不足を取り戻すために、
多めに寝たり、
また、
週末でも、
楽しいお誘いをしていただくと、
「喜んで参加します」と、
返事をしてしまいます

本日の午後も、
楽しい会にお誘いしていただいたので、
参加してしまいました

そんなわけで、
早めに、
原稿を送付したいのですが、
できません

私に原稿を依頼した会社の担当者は、
毎週、
月曜日の朝に、
原稿が届いているかを、
どきどきして、
メールをチェックすることになると思います

そんなわけで、
先週もそうだったのですが、
今週も、
日曜日の夜(これから)が勝負です

  
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