2011年12月29日

事務所の年内業務を終了しました

年内の最終営業日というのは、
それほど忙しくない会社が多いと思います。

ところが、
会計事務所は、
お客様の会社の年末調整や、
1月10日納付の源泉所得税の計算など、
やるべきことはたくさんあって、
真剣に働かないと、
終わりません

したがって、
大掃除は、
新人アルバイトスタッフのNさんとO君に任せて、
スタッフみんなで、
ラストスパート

15時過ぎには、
年内に終了させる仕事と、
新年に実施する仕事を分類し、
16時30分には、
業務終了。

それから、
30分間で、
当事務所の1年間の総括を私から話しました。

東日本大震災など、
いろいろなことがあった2011年ですが、
スタッフのみんなの協力と、
素晴らしいお客様と一緒に仕事ができて、
無事に2012年を迎えることができ、
感謝です

事務所で、
シャンパンで乾杯!

NEC_0147


その後に、
事務所の忘年会を実施

今年の主役は、
税理士試験5科目に合格し、
税理士となる資格を得たT君とOさん

この2人のお祝いも兼ねているので、
今年の忘年会は、
銀座に移動して、
ちょっとだけ豪華に開催。

お店は、
DAZZLE

このお店は、
料理はおいしいし、
接客も良いし、
室内も天井が高く華やかな空間です

いろいろな相談に応じてくれるので、
予算内で、
楽しい食事ができます

本日も、
 T君のプライベートでの嬉しい報告もあり、 
事務所のみんなで、
楽しくて、
素敵な時間を過ごすことができました

いろいろとあった2011年の金井公認会計士事務所の業務は、
12月29日で終了です。

スタッフのみんな、
お疲れ様でした

2012年は、
1月5日からスタートです。

年末年始に
しっかりリフレッシュして、
仕事と勉強、
がんばりましょう

それから、
当事務所を支えてくださったお客様の皆様、
1年間ありがとうございました

来年もよろしくお願いします。
良い年をお迎えください





















































































































  

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2011年12月26日

ゲオで起きた不正な取引と取締役の辞任

クリスマスイブを含む3連休中に、
ゲオ(GEO)」で、
DVDなどをレンタルして、
楽しい時間を過ごした人もいると思います

その「ゲオ」で、
取締役会の承認を得ない取引とか、
株式のインサイダー取引とか、
取締役の辞任だとか、
「プチ・オリンパスな状態」になっています

こちらが、
12月16日に社外の弁護士と公認会計士が作成し、
公表された「調査報告書」です

問題点は、
以下の3点で、
それに対する報告がなされています。

1・不明朗な支出
3つあります。
 
(1)当社顧問に対する業務報酬
取締役会の承認が必要な取引なのに、
取締役会の承認がなく支払いが行われていた。

(2)当社顧問および当社顧問等が関与する7社に対する8つの業務委託取引
支払いの相手先が仮装されていたり、
支払いに値する取引が実際に存在したかについて、
疑義がある。
 
(3)加盟保証金名目での資金支出
加盟保証金の名目で支払われているが、
実質的には、
貸付金の取引があった。
資金の回収はできたが、
加盟金を支払う時点で、
必要だった取締役会の承認はなかった

2・取締役の株式の売却行為
取締役の自社株式の売却行為は、
内部者取引に違反する行為である。

3・当社元関係会社に対する出資
当社が、
元関係会社に出資した取引は、
採算を無視して出資させられた不適切な取引とは認められない。

取締役が、
自分自身の利益や、
自分自身の関係者の利益のために、
実施した取引がばれちゃったということのようです

そして、
結論としては、
3つの問題点について、
2つは問題ありとなっています。 

でも、
見識のある大人が、
なんでこんな簡単にばれるような取引をするのでしょうか

この調査報告書の公表により、
12月21日に3人の取締役が辞任しています。 

この3人は、
社会の公器である上場企業で、
私腹を肥やす取引をしたという事実が、
一生ついてまわります

高い代償となりました

このような事実があったということをネタに、
ゲオ自身が、
映画を作成して、
DVDにして、
レンタルをすれば良いというのは、
上場企業として、
ダメでしょうか。。。


  
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2011年12月25日

毎年、この時期に見たくない3つのこと

みなさん、
クリスマスイブを含む3連休、
楽しんでいますか

寒いので、
風邪をひかないように気を付けてください

さて、
私は、
11月の後半からスタートした忘年会シーズンが、
今週の30日(金)で終了となります

毎年恒例ですが、
この12月の下旬の時期に、
見たくないことが3つあります

1・体重計
私は、
身長は、
165センチ。

そして、
体重は、
今年の1月は、
62キロだったのに、
会食の回数が増えたこともあり、
6月には、
64キロになりました

しかも、
増えた体重は、
おなかに全部ついてしまい、
ベルトをするときに、
不愉快な気持ちになりました

そこで、
47年間の人生で初めてのダイエットに着手。

ダイエットの手法は、
食生活の改善と運動です。

具体的には、
以下です。

(1)野菜から食べ始める
(2)食事を野菜・大豆・海草中心にする
(3)炭水化物(米・パン・うどんなど)は、原則として食べない
(4)スポーツクラブに週に2日は行く

これで、
11月の忘年会シーズン突入前には、
58キロまで減量できました

でも、
本日の朝、
計測したら、
60キロ。

順調にリバウンド中です。。。

2・体脂肪

体脂肪率は、
今年の1月は、
11%だったのに、
体重と同様に、
6月には、
14%になりました

しかし、
ダイエットのために実施した食生活の改善と、
運動の効果もあり、
11月の忘年会シーズン突入前には、
9%まで下がりました

本日の朝、
計測したら、
12%。

体脂肪率も、
順調に上昇中です。。。

3・クレジットカードの支払

体重と体脂肪率は、
忘年会シーズンと新年会シーズンが終了する2月以降に、
食生活とお酒の量を以前に戻し、
スポーツクラブ通いをすれば、
改善する可能性があります

しかし、
時間が経過しても、
変わらないのは、
クレジットカードの支払

12月と1月は、
多くの人と楽しい時間を過ごし、
御礼をします。

そうすると、
クレジットカードの支払金額が、
「おっ」て、
感じの金額になります

でも、
多くの人に支えられ、
幸せな時間を過ごしたプライスとしては、
「適正金額」です

さて、
本日も、
がんばって、
仕事します


  
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2011年12月22日

所得税の最高税率を45%にすることは正しいか?

昨晩、
ブログを書き出したのですが、
忘年会に行く時間になってしまったので、
未完成だったブログを完成させたので、
更新します。

+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++

ネットのニュースを見ていたら、
所得税の税率を上げるという話を発見しました。

所得税:最高税率「45%」…政府税調、5%上げで調整(毎日新聞)

高所得者から、
税金を取るという話は、
多くの人が納得できる話だと思います

しかし、
その背景に、
消費税の税率アップを実現するためと言われると、
違うんじゃないのかと思います

税率を上げる前に、
政府、
地方公共団体、
そして、
その外郭団体が、
リストラをして、
支出を減らすのが先だろうと私は思います

国会議員については、
早く定数の削減をしてほしいです

さて、
私の意見では納得できない人は、
大前研一氏が、
税制について、
現状の分析と、
あるべき税制について、
興味ある文章を書いています

複雑怪奇な税制を廃し、「ダブル10+20」のシンプルな制度改革を提案する」(日経BPnet)

非常に長い文章なので、
今週末の3連休にでも読んでみてください

結論だけ以下に抜粋します。

税率を1つにして、
かつ、
税金の種類は、
法人税・所得税・消費税の3つにする。

そして、
法人税を20%、
所得税と消費税を10%にすれば、
現在の税収は確保できるという試算が示されています

これなら、
企業の国際競争力は確保できるし、
多くの個人にとっても、
所得税は、
減税になると思います。

企業の現場では、
日本の税率の高さのほかに、
円高という為替の問題もあり、
製造業を中心として、
海外移転が進んでいます

カーナビ大手富士通テン、生産拠点中国に 神戸工場閉鎖(朝日新聞)


基本的な枠組みや構造を変えないと、
雇用の減少により、
税収が減り、
したがって、
税率を上げると、
さらに、
雇用が減るという悪循環に陥る危険性があります

政治家や財務省の役人のみなさんに、
大改革を期待するのは難しいと思います

大阪市長になった橋本氏や東京都知事の石原氏のようなリーダーが、
登場することを期待します








  
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2011年12月20日

スタッフと面接して、ボーナスを支給しました

12月といえば、
ボーナスを支給する月です

当事務所でも、
本日、
ボーナスを支給しました

スタッフのみんな、
お疲れ様でした

なお、
当事務所では、
このボーナスの支給前に、
スタッフのみんなと面接をすることになっています。

この面接をする前に、
当事務所独自の様式の「目標確認書」を、
スタッフのみんなに作成してもらい、
提出してもらっています

当事務所のスタッフは、
この目標確認書を、
ボーナスの支給をする6月と12月に作成しています。

そして、
この目標確認書を作成することにより、
自分の過去の6か月間の仕事を確認し、
今後の6か月間の目標設定をすることになります

なお、
この目標確認書の最後には、
「当事務所や私個人への不満や要望などがあれば、
書いてね!」という設問があります

そこを読むときには、
私はいつも、
「なにが書いてあるのかな」と、
ちょっと不安で、
ドキドキします

それから、
面接では、
来年1年間の給料の金額が、
私から告知されます

多くの会社では、
給料の変更は、
4月に実施している会社が多いと思います。

当事務所では、
12月10日前後に、
税理士試験の発表があるので、
その合否がわかるこの時期に、
給料の改定を実施しています。

どこの会社の社長さんも皆さん同じだと思いますが、
ボーナスの金額と、
給料の金額をいくらにするかというのは、
悩むと思います

私も、
金額を告知する面接の日の朝まで、
「この金額で良いのか」と、
自問自答です

したがって、
全員のスタッフと面接が終了し、
賞与の支給すると、
精神的には、
少しだけ楽になります

さて、
いろいろなことがあった2011年も、
あと10日ぐらい

やるべきことは、
全部やって、
2012年を迎えましょう

今晩は、
これから、
大変にお世話になっている弁護士の先生を招待して、
忘年会です





  
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2011年12月18日

戸田建設の子会社の不適切な会計処理と建設業

世間一般的には、
オリンパスの粉飾決算が注目を浴びていますが、
戸田建設
の子会社で、
不適切な会計処理があったそうです

会社が14日(水)に発表した文書はこれです

詳細は、
会社が鋭意調査中ということですが、
この不適切な会計処理をしたシプコー工業株式会社は、
平成 23 年 3 月期で、

売 上 高  3,678 百万円 
経 常 利 益17 百万円 
当期純利益5 百万円

とのことです。

売上高経常利益率は、
0.5%です

このわずかな利益を計上するために、
不適切な会計処理が行われたということは、
実態は、
赤字会社ということのようです

なお、
建設業は、
利幅が小さい商売です。

戸田建設の平成23年3月期の決算短信を見てみると、
売上高は、
4,537億円ありますが、
売上高営業利益率は、
1.3%です。

なお、
戸田建設だけが効率よく儲けていないというわけではありません。

鹿島建設は、
平成23年3月期の売上高は、
1兆3,256億円もありますが、
売上高営業利益率は、
1.3%です。

大成建設は、
平成23年3月期の売上高は、
1兆2,181億円もありますが、
売上高営業利益率は、
3.0%です。

ちなみに、
上場企業ではどうなっているかということで、
東京証券取引所が発表している平成22年度決算短信集計を見てみると、
全産業の平均が、
5.44%、
建設業の平均が、
3.39%
です

このように見てみると、
効率よく儲けることは、
簡単ではないことがわかります

なお、
戸田建設の株価(YAHOO!ファイナンス)は、
この不適切な会計処理を発表した翌日の15日は、
10円ぐらい株価が下がりましたが、
16日には、
株価は戻っています

大きな問題にはなりそうにないというのが、
証券市場の予想のようです



  
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2011年12月14日

本日はセミナー講師の仕事

本日(17日・土曜日)の夜も、
仕事と忘年会により、
未完成だった14日(水)のブログを完成させました

++++++++++++++++++++++++++++++

本日は、
読売広告社で、
セミナー講師の仕事でした

研修の内容は、
4時間弱で、
貸借対照表・損益計算書・キャッシュ・フロー計算書を読めるようになろうという内容です

私の定番である1日コースの短縮版です。

したがって、
内容を少なくしないといけないし、
でも、
話さないといけない大切なポイントは、
削除することができません

今回の研修のテキスト作成の過程において、
本当に伝えなければいけないポイントは何かを、
考えることができ、
私自身にとっても、
勉強になりました

さて、
本日の研修は、
同じ内容を、
午前と午後の2回で実施。

今回の参加者は、
この12月のお忙しい時期に、
午前と午後を合わせて、
30名弱の社員の皆さんが受講。

ありがとうございました

ぜひ、
毎日の実務において、
本日学んだことを使用していただけると、
講師としては、
とてもうれしいです



  
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2011年12月12日

3か月目に突入した税務調査で、税務署との交渉は続く

今週は、
仕事と忘年会により、
まったくブログの更新ができませんでした。。。

実際には、
ブログの原稿を、
何日かは書いたけど、
完成しなくて、
公開できませんでした。。。

本日(16日・金曜日)の夜に、
未完成のブログの原稿を見ていて、
悲しくなってきたので、
12日(月)を完成させました


+++++++++++++++++++++++++++++++++++++

本日の午後は、
お客様の会社に訪問。

税務署の職員が数名来て、
3時間ほど会議

会議の内容は、
9月に実施され、
現在も継続している税務調査について、
税務署からの質問に対して、
資料の提出や説明を実施。

論点は、
関係会社間の取引で、
以下の2点です

1・取引は、実際に行われたのか?
2・その価格は、妥当なのか?

つまり、
税務署としては、
利益を圧縮するために、
関係会社を利用して、
架空の取引を実施したり、
通常より高い、
または、
安い値段で取引をして、
利益をコントロールしているのではないかと、
疑っているわけです

会社としては、
当然にそんなことはしていないので、
その証明をしようとしているわけです

まず、
実際に取引が行われたかは、
人の稼働や納品物を示すことによって、
証明が可能です

次に、
取引の金額が妥当かは、
当該取引により、
通常より、
大きな利益が生じたり、
赤字になっていないかを示すことによって、
証明が可能です。 

実際には、
中小企業では、
書類が完璧に作成されていたり、
保管されていない場合もあるので、
これらを証明するのに、
時間を要したり、
提出した書類で税務署が納得しないこともあるので、
税務調査が長期間継続することもあるというわけです

しかし、
そろそろ税務調査に着手して、
3か月目に突入しているので、
どのような結論にするか、
お互いに決めたい時期です

次回の税務署との会議では、
どのぐらいの金額で、
この税務調査を終了させるかという交渉が開始されると思います

2012年1月末日までには、
税務署と会社の双方が納得したうえで、
修正申告が提出され、
税金の納付が、
完了するのではと予想しています

もうしばらく頑張ります


  
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2011年12月09日

本日税理士試験合格発表!当事務所より2名の税理士誕生!

本日、
税理士試験の発表がありました

税理士になるためには、
5科目に合格することが必要です。

ただし、
1回の試験で5科目同時に合格しなくても良いので、
働きながら、
数年間で5科目の合格を目指すことができる試験制度です

そして、
5科目合格した人のみ、
官報に掲載されます

もっとも、
簡単に合格するかというと、
そんなことはなく、
3年ぐらいで合格する人もいれば、
10年間受験しても、
5科目合格できない人もいます。

飲み会やデート、合コンなどの誘惑を断ち切り、
5科目合格するんだという強い意志を持ち続け、
さらに、
一生懸命勉強した人だけが、
5科目の合格をすることができ、
税理士になる資格を得ることができます。 

さて、
当事務所では、
今年は、
3名が税理士試験を受験。

そのうち、
2名が5科目合格となり、
「税理士」の資格を得ることができました

これが、
本日の官報です

T君、Oさん、
本当におめでとう

長い間、
仕事と勉強の両方を頑張りました

つらいことがあっても、
遊びたくても、
我慢して、
夢の実現を目指して努力をすると、
夢は実現するんだということを、
実際に目の前で見ることができ、
私もすごくうれしいです

2011年は、
いろいろなことがあった年ですが、
忘れられない、
素敵な2011年12月になりました。  
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2011年12月07日

オリンパス社の第三者調査委員会報告を読んでみた

昨日、
粉飾決算の疑いがあるオリンパス社より、
第三者調査委員会報告が、
発表されたので、
読んでみました

オリンパス社のホームページのここに、
要約版と要約版ではないのがあったので、
要約版を見てみました。

要約版だと、
25ページです。

以下、
主なポイントをページごとに書きます

1・5ページから7ページまで
以下が、
実名で書いてあって、
ノンフィクション小説みたいで面白いです。

・なぜ、財テクを始めたのか
・誰が運用担当者か
・誰が含み損が表面化する回避策を考え、誰に相談したのか?

2・7ページ
社内で本件を知っていた経営幹部の名前が書いてあり、
以下のような小説のような表現があります。

「本件損失処理策は、
オリンパスの巨大な負の遺産として、
いわば、
裏の最優先経営課題として位置づけられていた。」

3・8ページから13ページまで
本件損失処理策が、
説明されています。

なお、
13ページの冒頭で、
あずさ監査法人が監査を担当していた時期には、
実行できなかった取引が、
新日本有限責任監査法人に代わって、
会計上の問題が解消されたとして、
実行されたとの文章があります。

4・14ページ
反社会勢力の関与はない旨が記載されています。

また、
分離された損失が、
1,177億円で、
さらに、
損失解消の過程で、
1,348億円が当該損失の維持・解消のコストとして、
使用されたことが書いてあります

5・15ページから16ページ
あずさ監査法人の責任について、
記載があります

飛ばしの全貌を発見できなかった点と、
一部の監査手続きに問題があるのではないかという点については、
やむを得ないとなっています。

しかし、
2009年3月の監査報告書で、
「無限定適正意見」を出したことは、
「問題なしとはしない」となっています。

6・16ページ
新日本有限監査法人の責任について、
記載があります

会計上問題のある報酬ののれんへの計上を容認した点について、
「問題なしとはしない」となっています。

この調査報告書により、
誰が実行し、
誰が承認したり、
報告を受けていたのかが、
明確になりました。

さらに、
どのような手法で、
損失が分離され、
処理され、
その金額がいくらなのかもわかります。

なお、
個人的に心配なのは、
監査法人の処分です

この報告書の文章を読むと、
あずさ監査法人も新日本有限責任監査法人も、
「無傷」ということはなさそうです

オリンパス社の監査に関与した数名の公認会計士が、
金融庁や、
公認会計士協会から、
資格取り上げ等の処置を受ける程度で終了すれば、
「軽傷」でしょう。

監査法人全体の問題となったり、
株主代表訴訟の対象になったりすると、
その傷の深さによっては、
監査法人の合併や、
リストラが起こる可能性があると思います

さて、
どのような結果になるのか、
引き続き注目です


  
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