2005年11月21日

ボーナス支給の金額についての考え方

月曜日から厳しい一日でした。

朝は、某社の経営幹部による経営会議に参加。
開始は、9時から。
朝が弱い私にとっては、かなり厳しい開始時間です。

私の眠い頭も、会議開始と共にすっきり。
この某社は、基本的に、業績好調。
テーマは、早くも来期を考えて、
社員の構成と予算金額の設定など。

業績が良いと、早いタイミングで次の展開を考え、
手を打つことが出来るので、
好業績が持続するという好循環を生みます。

11時からは、別の某社を訪問して、経営幹部による経営会議に参加。
ここの会社も、基本的には業績好調。
テーマは、12月に支給するボーナスの査定や、来期の取り組みなど。

ボーナスの支給ですが、
経営者にとっては、いくら支給するかは頭の痛いところです。
とくに、中小企業は、明確な支給基準がない会社が多いので、
余計に頭を悩ませます。

また、今年は業績が良くても、
来年の業績は、どうなるかわからない。
したがって、今年たくさん支給しても、
来年、減額してしまうと、従業員は、かえってがっかりしてしまうかもしれません。

いろいろな中小企業やベンチャー企業の経営者の方とお話していると、
ボーナスの支給の考え方は、2通りあるようです。

「業績が良よければ、たくさん支給し、悪ければ出さない」と、
割り切って考える経営者の人と、
「多少の変動があるのはしょうがないが、毎年平均的に出したい」と、
考える経営者の人です。

どちらが良い、悪いではなく、
これまでの経験や経営方針、社長さんの人生観などによって、違いがあるようです。

私には、
上記を踏まえつつ、
外部の状況などを加味して、
それぞれの会社に合った一番良い方法をアドバイスすることが求められます。
難しいです!

15時過ぎに事務所に戻る。
そろそろ月末なので、最終的に完成した申告書をチェックして、署名。
そのほか、さまざまな仕事。

現在、0時前。
今週は、月末も近いので、ハードな1週間になりそうです。



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