2005年11月22日

事業承継を成功させるためのポイント

今日の昼間は、某先生のお手伝いで某上場企業の法定監査のお手伝い。

この某社は、3月決算会社。
この某社も、ほかの多くの3月決算会社と同様に、
すでに中間決算の数字は発表してしまったので、
ややのんびりモード。

しかし、平和な気分は、昼前に某社社長からの電話で終了。
某社社長と電話で話してみると、
どうやら当事務所で、
現在取り組んでいる決算書・申告書に間違いがあることを指摘されてしまった。

うーーん、修正していたつもりが、修正できていませんでした。
金額的には、影響が少ないのですが、
根本的な理解が、不足していたようです。
もっと、細かい点まで、理解とチェックをすることが必要です。

スタッフに連絡して、確認と修正方法を検討するように指示。
午後は、このトラブル対応に追われてしまいました。

17時に事務所に戻り、必要最小限の仕事とスタッフへの指示をして、
すぐに外出。

18時に東京駅で中学時代の友人と会う。
この友人は、某地方で親族の経営する会社の経営に、
経営幹部として、参画しています。

そして、今晩は、
わざわざ新幹線に乗って、
私と事業承継の相談をするために、東京に来ました。

事業承継とは、
親族(多くは、自分の親)が経営している会社の株式と経営権を、
次世代に引き継ぐことを言います。

事業承継を円滑に行うためには、3つのポイントがあります。

1・財産と相続税を具体的に計算して、金額を算出する
客観的に現状を把握することが必要です。

2・いろいろな人の気持ちを考えて交渉する
事業承継は、別の言い方をすれば、親世代の現経営者への引退勧告です。
感謝の気持ちをこめて、交渉しないと、
取り返しがつかない感情的対立を引き起こします。

3・時間軸の中でタイミングを考える
いつ、何を言うか、いつ、どんな策を講じるかを、
3-5年の期間の中で、良く考えないといけません。

事業承継は、「お金」と「感情」が入り混じるので、
円滑に行うには、細心の注意と対策が必要です。

なお、この友人は、私のこのブログを読んでいただいているとのこと。
感謝です。
それから、本日は、おいしい中華料理、ご馳走様でした!

21時前に、この友人と新幹線の改札の前で別れ、事務所へ。
いつものように、ひたすら仕事。
月末で、さらに年末も近くなり、忙しいです。
現在、3時前。
残念ながら、明日は、当初の予定通り出勤予定です。
でも、今から帰って寝るので、昼から出勤予定。
がんばろう!



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