本日は、4月1日。
昨日に引き続き、某大学で実査。
この実査という作業は、原則として、決算日に行われる。
決算日がだめなら、その前後の日である。
その実査の日は、休日だろうと祝日だろうと関係ない。
会計士も立ち会わないといけない。
そんなわけで、土曜日の朝早くから、その某大学に直行。
土曜日の午前中の空いた電車に乗っていたら、
会計士業界に入ったばかりのことを思い出した。
もう15年ぐらい前の話である。
当時、私はまだ太田昭和監査法人(現在の新日本監査法人)の国際部にいて、
新宿にある某ホテルの監査チームに所属していた。
この某ホテルの決算期は、12月。
そのために、実査は、1月1日と2日に行われるのであった。
ホテルの人にとって、お正月に働くことはまったくの違和感がないが、
当時の私には、新鮮な出来事であった。
1月1日の午前の電車の中で、
いつものようにスーツにネクタイを締め(当時はきちんと毎日ネクタイをしていた!)、
日本経済新聞を読む私は、
電車の中でも、相当浮いた存在で、
「1月1日から、働くの?」と、
世間の人から冷たい、好奇心の目で見つめられたことを、今でも覚えている。
本日も、10時から16時過ぎまで、
広い大学の中を、
在庫の数量を数えたり、計上漏れをチェックしたり、
小口現金を数えたりして、
1日良く働き、良く歩いて、疲れました。
実は、この某大学のキャンパスは、
桜が満開状態で、すごくきれいだったので、
デジカメで撮影したかったけれど、
仕事中にブログのための写真撮影は不可能で断念しました。
残念。