2006年04月01日

昨日に引き続き実査と昔話

本日は、4月1日。
昨日に引き続き、某大学で実査。

この実査という作業は、原則として、決算日に行われる。
決算日がだめなら、その前後の日である。

その実査の日は、休日だろうと祝日だろうと関係ない。
会計士も立ち会わないといけない。
そんなわけで、土曜日の朝早くから、その某大学に直行。

土曜日の午前中の空いた電車に乗っていたら、
会計士業界に入ったばかりのことを思い出した。
もう15年ぐらい前の話である。

当時、私はまだ太田昭和監査法人(現在の新日本監査法人)の国際部にいて、
新宿にある某ホテルの監査チームに所属していた。

この某ホテルの決算期は、12月。
そのために、実査は、1月1日と2日に行われるのであった。

ホテルの人にとって、お正月に働くことはまったくの違和感がないが、
当時の私には、新鮮な出来事であった。

1月1日の午前の電車の中で、
いつものようにスーツにネクタイを締め(当時はきちんと毎日ネクタイをしていた!)、
日本経済新聞を読む私は、
電車の中でも、相当浮いた存在で、
「1月1日から、働くの?」と、
世間の人から冷たい、好奇心の目で見つめられたことを、今でも覚えている。

本日も、10時から16時過ぎまで、
広い大学の中を、
在庫の数量を数えたり、計上漏れをチェックしたり、
小口現金を数えたりして、
1日良く働き、良く歩いて、疲れました。

実は、この某大学のキャンパスは、
桜が満開状態で、すごくきれいだったので、
デジカメで撮影したかったけれど、
仕事中にブログのための写真撮影は不可能で断念しました。

残念。



この記事へのトラックバックURL