本日は、いろいろ書きたいことがあったが、
全部やめます。
日興コーディアルグループの上場維持が決定された。(毎日新聞)
個人的には、納得できない。
上記記事に書いてあるように、
東京証券取引所は、189億円の利益の水増し金額や粉飾した利益の増加率を、
「投資家に与える影響は、軽微」だと判断したようだ。
うーーーん。
確かに、今回の決定を妥当と考える人もいます。
http://www.tez.com/blog/
(公認会計士磯崎哲也先生のブログ)
まさに、おっしゃるとおり。
反論の余地はございません。
しかし、ここ1週間のマスコミの報道を見る限り、
上場廃止の方向性だったことは確か。(2007年3月9日の日本経済新聞)
この週末で何が起こったのか?
上場廃止基準が明確でないことを理由として、
政治家や経済人が、金融庁や東京証券取引所に、
政治的な圧力をかけたことは、容易に想像できる。
この国では、やはり、大企業は安泰なのか?
また、この上場廃止問題で、
大きく稼いだ会社や人がいるのであろうか?
中小企業やベンチャー企業に日常的に接している身としては、
磯崎先生がおっしゃる正論は、正論として認める一方で、
基準がない部分での、
日本社会のあいまいさや、やりきれなさは、強く感じる。