2007年04月17日

林家正蔵の脱税は、かなり悪質だと個人的には思う

話題としては、1日遅れですが、許してください。

そろそろ4月も月末で忙しいのに、
月曜日は、法事で日帰りで上諏訪まで行き、
火曜日は、藤沢で仕事。

ややお疲れ気味です

林家正蔵、悪質所得隠し・・・空の祝儀袋、自宅地下室に(ZAKZAK)

このZAKZAKの報道によると、
林家正蔵さんが、東京国税局の税務調査を受け、
2005年までの3年間で約1億2000万円の申告漏れを見つかってしまったそうだ


そのうち、約2200万円は意図的な所得隠しと税務署に判断され、
重加算税の対象となり、
結局、約4500万円を追徴課税されたそうだ

通常、個人の申告を税理士が担当する際には、
法人ほど所得を完璧に税理士が把握できない。

そこで、納税者に、
「所得を全部教えてください」とお願いすることになる。

もちろん、ご祝儀が所得に該当することは、
担当税理士も、経理を担当していた正蔵さんの奥さんもわかっていたはず。

この税理士に所得を通知する際に、
2005年の九代目の襲名披露に関して、
受け取った祝儀の一部が売上計上されていなかったらしい。

では、なぜ悪質と判断されたのか。

私の感覚では、
多少、ご祝儀が売上計上されていなくても、
重加算税の対象とはならないと思う。

報道によると、
売上計上しなかったご祝儀は、
襲名披露のパーティーには、出席しなかったが、
ご祝儀だけを届けた人の分だそうだ。

つまり、パーティーに出席した人は、
来場の際に記名するので、
後日、税務調査があったときに、
出席した人が出したご祝儀が、きちんと売上計上されているかどうかは、
確認することが容易である。

一方、パーティーに出席していない人は、
来場の記録は、当然、証拠には残らない。

そこで、正蔵さんの奥さん(正蔵さん本人?)は、
パーティーに出席していないが、
ご祝儀だけを出した人のご祝儀を、
税務署に申告するのをやめたということのようだ。

そして、
この分が、重加算税の対象となった2200万円ということらしい。

調査手法を予想した、巧妙な売上のごまかし方だ

しかし、
この2200万円分の祝儀袋は、きちんと地下室に保管してあり、
それが、税務調査の際に、地下室から見つかってしまったらしい

祝儀袋を破棄してしまわなかったのが、
詰めが甘いところだと思う。

襲名披露ということで、
記念の品のひとつとして、保管してあったのか?

記念の品が、決定的証拠になってしまったというわけだ

このように、悪質な所得隠しということで、
重加算税を課せられたことから見ると、

 「本当はいけないことなんでしょうが…。(05年3月の)襲名披露が忙しくて、てんてこ舞い。祝儀の一部を忘れていた。父の代から、芸人の古いしきたりというか大まかだった。反省してきちんとやっていこうと家族で話し合いました」。(日刊スポーツ)

というのは、嘘で、
「ばれないんじゃないかと思ってやったけど、
ばれちゃった」というのが真実ではと、個人的には思います。

(注:
このブログの内容は、
金井個人の憶測で書かれており、
まったく根拠はなく、真実であるとは、一切保証しません。)



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