2007年04月23日

芸能人の税金ネタ第3弾:森繁久弥さん

最近の傾向ですが、
ブログネタをゲットしてから、
アップするまで、時間がかかっています。

この記事も正確には、先週20日(金)の話です。

俳優の森繁久弥さんが、ご自身の所得税の申告の問題で、東京国税局と争い、東京地裁は20日、森繁さんの請求をほぼ認める判決を言い渡したそうです(日本経済新聞)。

この記事の内容からだけ、判断すると、
1・森繁さんが、ある会社の連帯保証をしていた
2・ところが、この会社は、債務超過状態で、返済能力がない
3・したがって、連帯保証人たる森繁さんがお金の返済義務を負った
4・その返済義務を履行するために、森繁さんは、個人で所有する不動産を売却
5・この売却した不動産が売却益が生じた
6・不動産の売却益に対する所得税等の税金を支払わないといけない

そして、この不動産の売却益に対する税金で、
国税局と裁判所で争ったということのようです。

この不動産の売却による譲渡所得を
国税局は、
不動産の譲渡所得=不動産の売却金額−不動産の取得時の金額

で、計算をしたと思います。

これは、きわめて、ふつーな妥当な計算式です。

一方、森繁さんは、推測ですが、
不動産の譲渡所得=不動産の売却金額−不動産の取得時の金額−連帯保証をした金額

で、計算したのではないでしょうか?

連帯保証をした金額を差し引いたのは、
1・売却した不動産に、連帯保証に関する担保権が設定されていた(推測です)
2・この連帯保証をしてあげた会社は、債務超過なので、将来的に連帯保証をしてあげた金額の返済をしてもらうのは、不可能と判断できる

からでしょうか。

しかし、私が森繁さんのこの件の申告を担当していた場合、
連帯債務をしていた金額を差し引いて、譲渡所得をけいさんしたかというと、
差し引かなかったと思います。

なぜなら、一般的ではないからです

実際に、国税局とは争いになっていて、
東京地裁の前は、国税審判所でも争っています。

森繁さんと一緒に裁判で国税局で戦っている
税理士・弁護士さんに拍手です

なお、本日のブログの内容は、金井の推測に基づき書かれており、
内容の正確性は一切の責任は負いません。



この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/cpiblog01033/50768571