2007年04月28日

加ト吉の会計不正に関して

最近のブログのパターンは、
週の前半は、がんばって更新するが、
水曜日ぐらいには、更新をあきらめるというパターンが続いています

昨日で、ようやく2月決算会社の決算と申告がほぼ終了。
今週末の3連休で、
そのほかのいろいろご迷惑をおかけしている仕事を一気に処理します。

関係各位の皆さん、申し訳ございません。
もうしばらくお待ちください。

さて、先週それほど話題にはならなかったですが、
会計不正の問題がありました。

加ト吉

http://osaka.yomiuri.co.jp/news/20070422p101.htm

この読売新聞によると、
東証・大証1部上場の冷凍食品大手「加ト吉」(本社・香川県観音寺市)グループで、
同社が設置した外部調査委員会が、調査報告書を提出。

この調査報告書によると、
2006年までの6年間に総額数百億円にのぼる循環取引があり、
売上高が水増しされ、粉飾決算の疑いもあるそうだ。
(というか、確実に、粉飾決算です

売上を増やす不正な手法は、きわめて単純。

加ト吉と連結子会社「加ト吉水産」(同)のほか、
取引先だった香川県の貿易会社など数社の間で、
冷凍クリや健康食品を伝票上で売買したそうだ。

もちろん、在庫の商品は倉庫に保管されたままで、移動はない

一時期、IT関係企業で、実体のない伝票操作だけで、
関係した各社が売上を計上して、
粉飾決算をしていた。

そんなわけで、企業会計基準委員会からも、
収益計上基準等を明確化する取り扱いが公表された。

http://www.asb.or.jp/html/documents/docs/soft/

同じような話が商社系・メーカー系でも、出てきたという感じです。

加ト吉といえば、香川県が本社で、
地元に貢献する優良企業という印象で、
経済誌等でも絶賛していましたが、
これで、ブランドイメージダウンです

ちなみに、
加ト吉の監査法人はというと、
18年3月期までは、
中央青山監査法人

こちらも、「また中央青山監査法人か」ということで、
まったく話題になりません。

ただし、以下の読売新聞の記事を見ると、
子会社の印鑑を偽造したりといったような周到な手口が使われていたようです。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070423i307.htm?from=main3

そうすると、
監査法人にはわからないというのが、
現場の正直な感想です

しかし、上記のように売上伝票があるのに、
在庫が動いていないことを理由に、
「監査法人は、発見できなかったのか?」
という、疑問の声があるのは、当然でしょう

今週から、3月決算の数字の公表が本格的に始まりました。

数字に対する注目が非常に高まっているので、
そのプレッシャーと誘惑に負けると、
会計不正に手を染めるようです。

しかし、会計不正は、必ず破綻してばれてしまい、
関係した取締役さんには、悲惨な人生が待っているというのが、
一般的です

でも、わかっていても、会計不正をやっちゃう人や会社があるというのも事実です



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