2008年02月25日

社員が納得してしごとをするために必要な時間

本日は、18時からある会社の経営幹部による会議に出席。

この会社は、急成長しているベンチャー企業。

しかし、重大な問題点があり、
この問題点について、
本日、結論を出さないといけない

この結論で、
会社の利害と現場責任者の利害が、
一致していなくて、結論が出ない

会社としては、「これをやらなけらばいけない」という選択は、明確

しかし、
ある部署にとっては、
会社にとって、正しい選択をすると、
データの検証をするための時間を要したりなど、
通常の業務以外にも、
一時的に業務上の負荷が大きくなったりする危険性がある。

ちなみに、この部署は、
煩雑で、かつ、重要な仕事を担当しているので、
現状で、とても忙しく、非常に残業も多い。

そこで、現場担当者としては、
会社としての正しい決定には、素直に同意できないということになった。

結局、問題点を解決して、
この現場責任者が、「やりましょう」というまでに、
会議開始から、4時間を要した

確かに、「いろいろと言わずに、やれ!」というのが、
時間を要さずに早い。

しかし、納得をしないで実施する仕事の質は落ちる

そこで、
社長は、問題点を出し、
解決策を考え、
本人からも提案をさせ、
納得した上で、会社として正しい選択肢に同意してもらった

時間を要したかもしれないが、必要なプロセスだと思う

他にも、議題があったので、
結局、会議が終了したのは、
会議が開始してから、6時間後の0時前

ベンチャー企業で、急成長している会社の経営者及び経営幹部は、
知力だけでなく、体力が必要です



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