本日は、4月1日。
街には、誰が見ても絶対にわかる「新入社員」たちが、歩いている。
なんで、新入社員ってわかるんでしょう。
夢と希望と不安で胸がいっぱいというよりは、
責任感とストレスがないから、
穏やかな顔をしていて、
それでわかるのでしょうか。
とにかく、新入社員の皆さんは、
自分たちが、「日本や社会を変えるんだ」という意気込みで、
仕事に取り組んでいただきたいと思います。
さて、4月1日と言えば、
新しくスタートをする人にとっての記念日だが、
エープリールフールという日でもある。
私の手元にも、ほとんど「嘘」の郵便が配達された。
送付元は、「日本電電広告株式会社」。
検索エンジンで検索すると、
多くのページで巧妙な手口が紹介されている。
ある意味で、有名な会社である。
封筒を開けると、
NTTのタウンページに掲載している当事務所の広告が紙に貼ってある。
そして、
郵便局の振込用紙が添付されている。
金額は、34,400円。
良く読まない人は、
「NTTからタウンページ掲載の請求が来た」と思って振り込んでしまう。
実は、私も去年は、NTTからの請求だと思って、
振り込んでしまった。
ところが、この団体は、まったくNTTとは無関係な団体。
振り込むと、
半年以上も経過してから、
1冊の冊子が送付される。
そこに、NTTのタウンページに掲載された文章と、
全く同じ文章が掲載されているというわけである。
つまり、詐欺とはいえない。
料金を支払ったサービスは提供されているのだ。
また、
郵便の振込用紙には、
細かい字で説明が書いてあり、
この会社が発行する冊子に広告を掲載することの料金であることが書いてある。
もちろん、そんな冊子に掲載したからといって、
広告効果はゼロである。
去年は、
きちんと読まないで振り込んでしまったことに気がついて、
がっくりと落ち込んでしまった。
世の中、いろいろなことを考える奴がいます。
みなさんのところにも、いろいろな請求書が来ると思いますが、
良く内容を確認してから、
振り込みをしましょう。
最後に、この会社の情報を書いておきます。
日本電電広告株式会社
〒163-8694 東京都新宿郵便局私書箱第282号
03−3357−5437(代)
もうひとつ住所が書いてあって、
〒160-0006 東京都新宿区舟町9
郵便局も、こんな会社に口座を開かせておいて良いのでしょうか。
疑問が残ります。