2008年06月30日

反社会的勢力と付き合った結果、銀行に嫌われたスルガコーポレーション

最近、ブログの更新のタイミングが、
週3-4回になっています。

毎日の更新を目指してがんばりますと言いたいところですが、
無理せずに、続けていこうと思います

さて、
6月のネタとしては、
ギリギリセーフのタイミングですかね

すでに報道されていますが、
東京証券取引所の第2部に上場していたスルガコーポレーションが、
6月24日に民事再生法の申請をしました。

これが、会社が発表した文章です。

会社設立が、1972年3月なので、
36年目で会社の一生を終えたことになります。

会社の一生は、30年説を裏付ける実例でしょう

今回の民事再生法の引き金となったのが、
2008年3月4日の事件でした。

具体的には、
取得した不動産の居住者に対する立ち退き交渉を委託していた2社の関係者12名が、
弁護士法第72条違反の容疑で逮捕

この2社が反社会的勢力に関係していたので、
結果的に、
スルガコーポレーションも反社会的勢力との関係ありと認定され、
銀行からの新規の資金調達が困難になりました。

さらに、
事業の受注もなくなり、
資金繰りができなくなったようです。

ちなみにこの会社は、3月決算会社。

平成20年3月期の決算短信を見てみると、
キャッシュの減り方は強烈

営業活動によるキャッシュ・フローは、41,841百万円
投資活動によるキャッシュ・フローは、△2,020百万円

これに対して、
財務活動によるキャッシュ・フローは、△71,177百万円。

つまり、財務活動によるキャッシュ・フローの出金は、
営業活動によるキャッシュ・フローの入金の約1.7倍。

金融機関によって、
貸付金の回収が強烈に行われたことがわかります。

これを受けて、
現金および現金同等物の期末残高は、
32,784百万円から1,428百万円に急減

これでは資金繰りができなくなって、当然です。

ちなみに、この会社の収益性・安全性・成長性は、全く問題ない

<収益性>
売上高営業利益率18.2%
自己資本当期純利益率15.0%

<安全性>
自己資本比率43.9%

<成長性>
売上高増加率55.8%
営業利益増加率52.2%

貸借対照表、損益計算書の他に、
キャッシュ・フロー計算書もきちんと見ないといけないという実例になると思います。

とにかく、
反社会的団体の人たちとお付き合いが、
とんでもない結末を生んでしまいました。

お付き合いする人達は、きちんと選びましょう
合掌



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