2008年07月10日

ライブドア税務調査に関する報道に見るマスコミの理解度

ライブドア(現ライブドアホールディングス)社が、
東京国税局の税務調査を受け、
2002年から2006年までの4年間で、
計約23億円の申告漏れを指摘されていたようだ。

しかし、
この事件を報道したマスコミ各社の報道は、
なんだかいい加減

「ライブドア社のことだから、
とりあえず、書いておけ」って、感じです。

みなさん、マスコミの記事を読むときは注意しましょう

まずは、日本経済新聞

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ライブドア(現ライブドアホールディングス)が東京国税局の税務調査を受け、2006年までの4年間で計約23億円の申告漏れを指摘されていたことが10日、分かった。同社によると、このうち約10億円が重加算税の対象となる所得隠しを認定される見込み。

 同社はすでに修正申告した。追徴税額は重加算税や地方税を含め約12億6000万円に上るもよう。

 同社によると、指摘があったのは、粉飾決算事件の舞台となった子会社の結婚仲介サイト運営会社「キューズ・ネット」から、ライブドア側へコンサルタント費などの名目で支払われたうち約9億2000万円。 (11:26)

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1段目と2段目はわかるが、
最後の「キューズ・ネット」の記述は何のことなのか?
金額から判断すると、
1段目に書いた重加算税の対象となる約10億円の取引の具体的な内容のことかなと推定できますが、
明らかに記述不足

次は、朝日新聞

こりゃ、ひどいな

所得とそれに対して課せられる税金の関係が、
ごっちゃになっている印象を受けます。

まず、タイトルが間違っているのではと思います。

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ライブドア、13億円所得隠し 合併会社と架空取引

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朝日新聞さん、間違っています

「隠した所得」は、「23億円」で、
それに対して、課せられた税金が「約13億円」です。

失格

読売新聞も、なんだか記述不足です。

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追徴税額は重加算税を含めて約8億7000万円になる見込み。同社は既に修正申告し、法人税と地方税計約10億円を納付した。

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追徴税額は、
重加算税を含めて約8億7000万円なのに、
修正申告して、
納付した金額は、法人税と地方税計約10億円。

約10億円と約8億7000万円との差額は、何?
延滞税か

明らかに、記述不足です。

ただし、
税務当局により指摘された内容は、
詳細に記載されているので、
許してあげましょう

最後に、毎日新聞
こちらは、
他社さんに比べると、
表面的には、「あれっ」と思う誤った内容はありません。

合格

記者の皆さん、勉強してください



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