題名:ザ・マインドマップ
著者:トニー・ブザン
出版社:ダイヤモンド社
価格:2200円(税抜き)
最近、脳の使い方に興味がある私としては、
サブタイトルの「脳の力を強化する思考技術」という言葉に魅力を感じて購入。
ただし、
本の帯には、「あなたの頭が良くなる!」なんて書いてあり、
「本を1冊読んだだけで、すぐに頭が良くなるのかぁ?」という、
胡散臭さを感じて、読み始めた。
この本は、
企画を考えたり、
ディベートをする際の、
記録方法に関する技術の本。
ただし、
この記録方法は、
「絵」と「色」を使って、
どんどん「枝別れ」していく。
そして、
この記録方法が、
脳の力を最大限に引き出し、
創造性と記憶力を高めるということのようだ。
図を利用した表現方法で、
それが、思考の技術になるのである。
マインドマップは、
トニー・ブザンが提唱している技法。
彼は、1942年にロンドンで生まれた。
全部で300ページぐらいの本であるが、
はじめの50ページは、
「ふーん、結構単純な方法だな」と、
あまり感動しなかったというか、
期待はずれに近い感じ。
しかし、
だんだんと読んでいくと、
「悪くないかもしれない」に変わってきました。
ただし、
結局、このような本は、実践するかしないかで、
自分にとっての価値が確定します。
個人的には、
少しずつ、実際に適用してみようと思います。
ちょっと、見てみたいという人は、
「マインドマップ」で、検索してください。
マインドマップの日本版公式ホームページは、ここです。
ここでは、
この図解を利用した表現方法の一端を見ることができます。
私は、
さっそく「マインドマップ・クラブ」に登録。
また、
手書きで図を描けない人には、
iMindMapという公認コンピューターソフトが用意されています。
(19,800円・税込)
ただし、
「マインドマップソフト」で、検索すると、
有料・無料でいろいろなソフトがあるようです。
まだお読みになっていない方は、
「へー、こんな方法があるんだ」と思えることは確実なので、
ぜひ、この本やホームページを見てみてください。
ただし、
繰り返しになりますが、
本を読んだ「効果」は、「実践」あるのみです。