2008年08月26日

創建ホームズが倒産

不動産業界の会社の倒産が続きます。

創建ホームズが、
民事再生法の適用を申請した。

会社からのお知らせは、
こちら

この会社は、
戸建住宅やマンションの分譲、
不動産賃貸業を行っていた会社。

会社設立が、
1994年1月。

会社は、
急速に成長し、
順調だった

2003年2月にジャスダックに上場、
2005年2月に東証2部上場、
2006年2月には東証1部に上場

しかし、
あっという間に倒産してしまったことになる

原因は、
販売不振と資金繰りの悪化というお決まりパターン。

いつものように、
決算短信(平成20年2月期)を見てみる。

収益性は、ボロボロ

売上高営業利益率は、0.3%

営業利益は、
100百万円確保。

しかし、
営業外費用に計上している支払利息は、
604百万円

こりゃだめだ。
利息を払うだけの利益を確保できていない。

経常利益は、596百万円の赤字。

さらに、
特別損失で、
固定資産除却損・減損損失・展示場閉鎖損・退職一時金を計上し、
当期純利益は、
582百万円の赤字である。

自己資本比率は、
17.5%を確保していたが、
利息を払えるだけの利益を確保できていなかったということになる。

また、
営業活動によるキャッシュ・フローは、赤字。
有価証券報告書の主要な経営指標等の推移を見てみると、
記載されている5会計期間、すべて赤字。)

原因は、
棚卸資産の増加。

ちなみに、
平成20年2月期の棚卸資産は、
約351億円。

売上高が、約418億円なので、
棚卸資産の在庫の多さがわかる。

急成長というのは、
たしかにすごい。

しかし、
急成長を支えるのが、
借り入れによる資金。

販売不振になると、
一気に逆回転となって今回のような結末となります。

なお、
「財務アナリストの雑感」というブログでは、
別の角度から、分析が行われています

勉強になります



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