仕事をしていると、
全部がうまくいくというわけではない。
しかし、
失敗は、しないほうが良い。
でも、
1年に一度ぐらいは、
「大失敗」をしてしまう。
まさに、
今日は、その大失敗をしてしまい、
午後、あるお客さまに謝罪に行った。
失敗の内容はかなり致命的。
決算日の1ヶ月前ぐらいに、
決算数値を予測した。
当期純利益の段階で、
ぎりぎり黒字が確保できると予想した。
ところが、実際に決算をしたら、
大幅な赤字になってしまったというわけである。
なんでこんなことになったかというと、
この会社は、
営業外損益が、
有価証券の評価などで、
金額が変わり予測が難しい。
したがって、
営業利益までを予測して、
「当期純利益は、
数値が確定しないとわからない」みたいなことを言えばよかった。
しかし、
利益が計上されるなら、
会社は、
資金繰り上、
税額を知りたいだろうということで、
当期純利益を予測してやろうと色気を出したのが失敗の原因。
ここ数日間、
再度実際の決算数値を使用して検証してみたが、
決算日の1か月前に、
営業利益は、
許される範囲内の誤差で、
予測できた。
つまり、
決算数値の予測方法は間違っていなかった。
しかし、
当期純利益は、
大外れだったということになる。
午後、某社を訪問。
経営幹部の人と経理担当者にお会いして、
経緯を説明。
しかし、
経緯の説明といっても、
納得いただけるような内容はないので、
ただひたすらお詫びした。
ひどく怒られたが、
結果的に許していただき、
契約継続となった。
経営者というのは、
通常は、誰にも怒られない。
怒られるのは、
お客様のみ。
来年も、
気を引き締めて、
仕事をしなさいという、
神様からのお告げなのでしょう。
がんばります。