2008年12月05日

本年最大の失敗について謝罪に行く

仕事をしていると、
全部がうまくいくというわけではない。

しかし、
失敗は、しないほうが良い。

でも、
1年に一度ぐらいは、
「大失敗」をしてしまう。

まさに、
今日は、その大失敗をしてしまい、
午後、あるお客さまに謝罪に行った

失敗の内容はかなり致命的

決算日の1ヶ月前ぐらいに、
決算数値を予測した。

当期純利益の段階で、
ぎりぎり黒字が確保できると予想した。

ところが、実際に決算をしたら、
大幅な赤字になってしまったというわけである。

なんでこんなことになったかというと、
この会社は、
営業外損益が、
有価証券の評価などで、
金額が変わり予測が難しい。

したがって、
営業利益までを予測して、
「当期純利益は、
数値が確定しないとわからない」みたいなことを言えばよかった。

しかし、
利益が計上されるなら、
会社は、
資金繰り上、
税額を知りたいだろうということで、
当期純利益を予測してやろうと色気を出したのが失敗の原因

ここ数日間、
再度実際の決算数値を使用して検証してみたが、
決算日の1か月前に、
営業利益は、
許される範囲内の誤差で、
予測できた。

つまり、
決算数値の予測方法は間違っていなかった。

しかし、
当期純利益は、
大外れだったということになる

午後、某社を訪問。
経営幹部の人と経理担当者にお会いして、
経緯を説明。

しかし、
経緯の説明といっても、
納得いただけるような内容はないので、
ただひたすらお詫びした。

ひどく怒られたが、
結果的に許していただき、
契約継続となった。

経営者というのは、
通常は、誰にも怒られない。

怒られるのは、
お客様のみ。

来年も、
気を引き締めて、
仕事をしなさいという、
神様からのお告げなのでしょう。

がんばります



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