題名:ビジネス頭を創る7つのフレームワーク力
著者:勝間和代
出版社:ディスカヴー・トゥエンティワン
価格:1600円(消費税別)
勝間さんは、
ほぼ同世代(事実は、4歳年下)で、
公認会計士なので、
共感する部分もあり、
本が出版されると購入してしまう。
勝間さんが公認会計士という資格を有名にして、
どんどん公認会計士志望者が増えるとよいと思います。
さて、本の内容ですが、
今回も、
有意義な内容でした。
天才は、
感覚的に良い仕事ができるのだと思う。
しかし、
世の中に天才は、
ごく少数。
では、
天才ではない私のような凡人は、
どうすれば良いか。
天才が感覚として実行していることを、
体系や方法論、習慣として取得し、
実行すれば良い。
その成功に近づくための体系や方法論、習慣を示してくれるのが、
本書です。
今回も、
内容は、読みやすく、明瞭。
この本を読んだ証拠として、
いくつか覚えておきたいキーワードが、
図と一緒に提示され、
頭に残りやすい。
特に、
前半の論理的思考の部分が、
私にとっては、有意義でした。
今回思ったのが、
最近読んだ茂木先生の本(脳を活かす仕事術)と、
共通点が多いということ。
両氏のベースになっているのは、
それぞれ違う分野だと思う。
勝間さんが、
マッキンゼーで学んだコンサルタントの手法。
茂木先生は、
脳の分野の研究。
しかし、
両者の指摘する共通点は多い。
いくつか書いてみると、
1・インプットだけではなく、アウトプットが重要
2・ブログの活用
3・厳しい自己評価
4・他者の評価を受け入れる素直さと柔軟さ
5・英語習得の重要性
6・肉体の動きを脳の活動の成果向上に結びつける
7・セレンディピティーの重要性
8・セレンディピティーを呼び込むための人との出会いと準備の重要性
9・ネガティブさの排除
10・挑戦の重要さ
などなど。
まだまだ、共通点があると思う。
成果を出している両氏が共通して指摘しているのだから、
説得力は高い。
あとは、
まずは、真似して実行してみるのが重要ということで、
さっそくいくつかのことを実行しています。
茂木先生の本と勝間さんの本をセットで読むと良いと思います。
お勧めです。
年末年始に読んでみるのは、
いかがでしょうか。