2008年12月10日

H&M原宿店とアニュアルレポート

連日の忘年会のために、
ブログの更新が遅れています

本日は、
原宿にある会社を訪問し、
社長さんと会議。

会議が終了して、
原宿を歩いていると、
H&M原宿店が開店しているのを発見。

しかも、
銀座店と異なり、
全く行列なし。
すぐに入店できるじゃないですか!

ということで、
店内の探検開始

地下1階がメンズ。
1階から3階がレディースでした。

もっとも、各フロアの面積は、
それほど広くはありません。

デザインは、
ZARAやユニクロとそれほど変わらず、
斬新という印象は受けません。

しかし、
値段は、
確かに安い

Tシャツやキャミソールは、
1,000円以下。

私は、せっかく来たのだから、
記念に何か買おうと思ったのですが、
特別に欲しい商品はなく、
退店。

しかし、
メンズもレディースも、
レジの前は、
長蛇の列。

個人的憶測ですが、
1人当たり平均2-3品購入で、
平均購入単価は、
5000円前後ではないでしょうか。

おもしろかったのは、
生産国。

洋服についているタグを見ると
「MADE IN CHAINA」のほかに、
トルコ・インド・バングラテッシュ・モロッコなど、
生産している国も国際化しています

さて、
H&Mの決算書を見てみましょう。
(ここから、Annual Reportsを選択してください。)

びっくりしたのは、
決算書の表示されている貨幣。
「SEK」。
どこの通貨かと思ったら、
スウェーデンのクローネ。

決算期は11月なので、
以下に1クローネ=11円で換算した2007年11月期の数字を紹介。

<規模>
売上高8,618億円
営業利益2,022億円
総資産が4,590億円

<収益性>
売上高営業利益率は、23.5%
総資産経常利益率は、49.6%
自己資本当期純利益率(ROE)は、45.4%

(感想)
・あの安さでも、これだけの利益率を確保しているのは、すごい!
・自己資本当期純利益率も、世界トップレベルの水準

<安全性>
自己資本比率は、76.9%

(感想)
・倒産リスク0%!

<成長性>
売上高増加率は、14.5%
営業利益増加率は、12.8%

<キャッシュ・フロー計算書>
営業活動によるキャッシュ・フロー:プラス
投資活動によるキャッシュ・フロー:プラス
フリーキャッシュフローは、プラス
財務活動によるキャッシュ・フロー:マイナス

ちなみに、
ユニクロを運営するファーストリテイリングの2008年8月期は、
こんな感じです。
(ここをクリックすると、ファーストリテイリング社の決算短信が見れます。

<規模>
売上高5,864億円
営業利益874億円
総資産が4,047億円

<収益性>
売上高営業利益率は、14.9%
総資産経常利益率は、22.4%
自己資本当期純利益率(ROE)は、17.3%

(感想)
・ファーストリテイリング社の数字は、日本では、トップクラスの数字です
・しかし、H&M社と比較すると、まだまだですね
・世界は、広い

<安全性>
自己資本比率は、64.7%

<成長性>
売上高増加率は、11.7%
営業利益増加率は、34.7%

<キャッシュ・フロー計算書>
営業活動によるキャッシュ・フロー:プラス
投資活動によるキャッシュ・フロー:マイナス
フリーキャッシュフローは、プラス
財務活動によるキャッシュ・フロー:マイナス

こうやってみると、
規模・収益性・安全性・成長性のどの面からも、
H&M社の圧勝です

世界規模で、
調達・製造・販売をしている強みが数字に反映されています

日本では、
渋谷などに出店が予定されているので、
今後も注目の会社です。

以下、H&M社の決算書一口情報
・損益計算書の売上高は、消費税込と消費税抜きの両方が表示してある
・貸借対照表では、純資産の部は、負債の部の上側に表示
・H&M社は、無借金経営
・日本と同様に連結と単体(個別)の両方を表示

以上です。



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