2009年01月13日

カーシェアリングは普及するのか

本日は、
早朝に某社の幹部会に出席。

会議後に、
事務所に行くために都内のJRの駅に行くと、
駅前でパンフレットを配っていた。

カーシェアリングのパンフレット

カーシェアリングは、
最近のエコブームと節約時代を反映して、
聞いたリ、
読んだりするが、
価格体系や仕組みを知らなかったので、
パンフレットを受け取ってみた。

受け取ったパンフレットは、
カレコ・カーシェアリングクラブ

運営しているのは、
カーシェアリング・ジャパン株式会社

社名から想像すると、
外資のような印象を受けるが、
三井物産の100%子会社。

2008年8月設立で、
資本金は、2億5千万円。

利用方法は、
1・会員登録をする
2・車の利用の申し込みは、PCや携帯電話で予約する
3・予約後に、
車を止めてある場所に行って、
携帯電話を使って、
鍵を解除
4・使用後は、
指定された場所に車を返却。
なお、
清算は、
クレジットカード決済のようだ

さて、
このカーシェアリングのサービスを利用するかどうかの、
選択肢としては、
1・車を自己所有する
2・タクシーを利用する
3・レンタカーを借りる

と、
競合関係になりそうだ。

1・車を自己所有する
カレコ・カーシェアリングクラブの概略的な説明を読むと、
料金に、
保険料やガソリン代が含まれている。

そうすると、
料金シミュレーション料金プランを見ると、
自己所有する場合と比べて、
感覚的に、
低コスト

とくに、
駐車場を別途支払って借りている人は、
カーシェアリングを利用することによって、
毎月のキャッシュ・アウトの金額を、
減額できると思います。

2・タクシーを利用する
もっとも、
カーシェアリングは、
指定の駐車場まで行って借り、
返却時には、
指定の駐車場に返却する必要があります。

ちなみに、
このカレコ・カーシェアリングクラブでは、
ステーションと呼んでいる駐車場を見てみると、
本社そばの、
中目黒・代官山・恵比寿近辺から、
事業の開始と新規顧客の開拓をしています。

そんなわけで、
どうしても、
自宅のそばで車の乗り降りをしたい人は、
タクシーを利用するか、
このカーシェアリングを利用するかで迷うかと思います。

ただし、
価格を考えると、
カーシェアリングのほうが安いのではと思います

これは、
当然の結果で、
タクシーは、
運転手さんが運転をする。

一方、
カーシェアリングは、
自分で運転する。

というわけで、
自分で運転する分だけ、
カーシェアリングが安いということになります

また、
タクシー乗車は、
いろいろと話しかけてくる運転手さんや、
道路事情を熟知していない運転手さんが運転するタクシーに乗ってしまうというリスクがあります。

自分で運転すると、
疲労度は増すかもしれないですが、
運転手さんが原因で、
不愉快な気持ちになるリスクは、
大幅に低下するでしょう

3・レンタカーを借りる
自分で車を所有するのはいやだ。

それから、
タクシーに乗るのも嫌だということになれば、
カーシェアリングという新しいシステムを利用するのでなく、
レンタカー屋さんに行って、
レンタカーを借りるという方法もあります

では、
レンタカーを選ばないで、
カーシェアリングを選択する要因は何か?

ずばり、価格でしょう。

これも、

このカレコ・カーシェアリングクラブでは、
車を貸すとき、
それから、
返却時に、
レンタカーと異なり、
人を介さないシステムを構築したようです。

このようなシステムを構築することによって、
レンタカーに比較して、
低価格で、
車を利用するサービスを提供できるのではないかと思いました。

以上より、
カーシェアリングが普及するポイントは何かを個人的にまとめてみました

1・低価格を維持すること
2・登録者数(利用者数)の増加
3・車を貸し借りする場所の増加

個人的には、
低価格(中古車でも、問題ない)で、
乗りたい車(アルファロメオとか、MT車とか)に乗りたいので、
当分、自己で所有するということを選択します



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