本日は、
お客様の会社の税務調査がありました。
昔は、
確定申告時期には、
法人の調査はなるべく避けるような慣習が、
税務署と税理士業界の間にあったのですが、
今は、
関係ないですね。
ちなみに、
来週も、
1社あります。
さて、
本日は、
会社設立して数年経過し、
初めて受ける税務調査ということになります。
会社の担当者は、
税務調査の日程が決まったあとに、
インフルエンザになったりしながらも、
がんばって、
過去の帳簿や請求書、領収書を整理してくださいました。
ありがとうございました。
本日は、
税務署職員1名で1日で終了するという予定。
10時に税務署職員の人、登場。
定年退職が近いベテラン職員でした。
1日の調査内容は、
想定内でした。
1・会社の概況の把握
2・決算日前後の売上計上が、
正しく計上されているか
3・売上と原価の対応関係が正しく、同じ会計期間に計上されているか
4・各種経費の内容チェック
5・人件費などの源泉所得税の徴収と納付のチェック
6・契約書に収入印紙が貼っているか
7・消費税の計算
こうやって書くと、
項目的に多いですが、
会社規模も大きくなく、
ベテラン職員なので、
円滑に調査は進行しました。
予定通り、
16時前に終了。
いくつか問題点がありましたが、
会社側は、「これぐらいは、しょうがないかなー」という感じだし、
税務署職員も「これぐらい見つければ、
税務署に帰って上司に報告した時に、
怒られないだろうなー」という感じ。
平和な感じで終了です。
こんな税務調査ばかりだと、
立ち会う税理士も楽です。
しかし、
平和に終了して、
満足感に包まれた私の心を突き破る事実が18時前に起きました。
さきほどのベテラン職員が電話をしてきて、
追加資料をいくつか請求してきました。
「おいおい、そこまでやるの?」という感じです。
たぶん、税務署に帰って上司に報告したら、
「もっと突っ込んで調査しろ!」と、
指示された(怒られた)んだと思います。
さて、
どんな結末になるのでしょうか?
2-3週間後に、
税務署から連絡があります。
平和な瞬間を迎えるのか、
修羅場になってしまうのか、
しばらく不安な気持ちで3月を迎えることになります。
はーるよ、来い
はーやく、来い