2009年03月08日

セレンディピティ(偶然力)

そろそろ、
確定申告の期限である3月16日(月)が近くなってきた

そんなわけで、
日曜日は出勤

電話もメールも少ない環境で落ち着いて取り組んだのは、
贈与税の申告書の作成

株式を贈与すると、
いろいろな資料を見て株価を計算することが必要なので、
落ち着いて、
集中しないと間違えるリスクが高い。

そこで、
この週末の作業となってしまった。

時間的には余裕がある「はず」だったのだが、
実際には、
贈与税に専念できず、
申告書の作成が完了したのは、
夕方近い時間になった。

「これは、まずいことになってしまった

贈与税を支払う人には、
贈与税の納付書をお渡しして、
税金を支払ってもらう。

この税金の支払いは、
金融機関のATMではできなくて、
金融機関の窓口に行かないといけない。

贈与税は、
社長さん個人の話なので、
会社の総務や経理の人に、
「これ、銀行に行って、払ってきて
と、お願いしにくいのが実情だ。

そのため、
金融機関の窓口に行く時間を予定してもらうためにも、
なるべく早く納付書を渡してあげたほうが、
親切である。

明日の月曜日に納付書を宅急便で送付すると、
窓口に行けるのは、
火曜日以降。

明日の1日が無駄になってしまう

そこで、
この社長さんの会社は、
当事務所から車で5分のところにあるので、
実際に車で会社に行って、
納付書を会社の郵便受けに入れることにしました。

何の問題もなく5分で到着し、
会社の前に路上駐車

そうすると、
向こうから見覚えのある姿が、
近寄ってきました。

なんと納付書を渡したい社長さんです

「金井さん、どうしたんですかー?」

あまりの偶然にお互いびっくり

この社長さんは、
会社の近所で勉強会があり、
終了後に会社に寄ったそうだ。

「会議をしましょう」と、
日程の調整をすると、
お互い空いている日時を見つけるのが難しいのに、
まったく予定もしていない日曜日に会ってしまうなんて、
セレンディピティ(偶然力)って、
あるんですね

それにしても、
直接納付書を渡せて良かったです。

お忙しいところ恐縮ですが、
16日(月)までに、
金融機関の窓口に行って、
お支払いをお願いします



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