4月ということで、
いろいろと仕事があり、
本日も出勤。
当事務所のそばにあるグランドプリンスホテル赤坂の桜がほぼ満開。
とってもきれいで、
気持ちが良いですね。
そういえば、
今週の2日(金)が私の誕生日で、
45歳になりました。
四捨五入すると、
「アラフォー」でなくなってしまったのが、
ちょっと悲しい。
でも、
事務所のスタッフの皆さんに、
サプライズでお祝いをしていただき、
感激&感謝。
ありがとうございました。
さて、
今週は、
3月に実施した税務調査2件がほぼ終了。
この3月で実施された税務調査で、
税務署職員が実施した調査手法がちょっとびっくりだったので、
報告します。
調査対象は、
従業員に対する賞与。
決算日後に支給された賞与を、
この決算日の決算の費用にするためには、いくつか要件がある。
その要件の一つが、
決算日までに、
各人に支給金額を通知しないといけない。
この証拠となる書類としては、
各人別の賞与明細書に発行日付が記載されているならば、
その日付が決算日前なら、
「OK」という調査が多かった。
ところが、
この会社に来た若手の税務署職員は、
提示された各人別の賞与明細書がエクセルで作成したことを知ると、
次のように言った。
「では、
この書類が作成された日時を確認したいので、
パソコンのファイルを確認したい。」
具体的には、
エクセル(ワードも同じ)で、
「ファイル」−「プロパティ」で、
「詳細情報」を見ると、
作成日時などがわかる。
ここを見て、
決算日前に作成されているのかを、
確認するというのだ。
今回の調査のこの賞与の件では、
全く問題なく、
決算日前に作成されていたので、
大丈夫だったのですが、
個人的には、
正直に言えば、
えらくビビりました。
税務調査の実施前に、
事前対策として、
作成するべき書類が作成されていなかったりすると、
作成してしまうのは、
公然の事実。
しかし、
このファイルのプロパティーで、
作成日時などをチェックされちゃうと、
税務調査通知後に、
あわてて作成した場合などは、
その事実がばれちゃうということになります。
おー、怖い。。。
税務署職員も、
だんだんとパソコンに詳しくなっているので、
いろいろな技を習得しているようです。
このプロパティ-を見るという調査手法が、
一般的にならないように、
痛切に祈っています。