2009年05月09日

原宿での外資の洋服屋戦争を観戦する

最近は、
休みの日にしか更新できなブログになっています。。。。

さて、
以下は、
7日(木)の話です。

午前中に原宿にあるお客様の会社を訪問。

この会社は設立して、
来月に初めての決算月を迎える。

そんなわけで、
決算前に、
決算の手続きの話や、
第2期に向けての課題など、
社長さんとミーティング。

ミーティングを終えると、
ちょうど12時ぐらい。

原宿に外資の洋服屋さんがオープンしたことを思い出し、
店舗視察をしました。

お店は、
「Forever21」。

forever211







日本語のホームページは、ここ
ホームページでは、
通販もしています。

このお店は、
今年の4月29日にオープン。

LAのファッションブランドだそうだ。

アメリカのホームページを見てみると(ここ)、
会社は、
アメリカのカリフォルニア州で1984年にスタート。

会社設立25年目である。

ただし、
非上場会社のようで、
詳しい財務データ等は不明。

そんなデータより、
現場を見て、
びっくり

この7日は、
ゴールデンウィークの真ん中の雨の平日の午前という悪条件の中、
お客さんの数がすごかった

まず、
お店にはすぐには入れず、
入場制限。

5分ほど待って、
店内に入るとびっくり。

いやーー、盛況、盛況。

ここには、
不況は、
まったく関係ありません。

お店は、
1階から4階までで、
1階から3階までがレディースで、
4階がメンズ。

1階から3階は、
20歳から30歳の女の子たちが、
目をキラキラさせて買い物をしていました

どれぐらいすごいかというと、
レジの前は、
各フロアともに、長蛇の列

だいたい20-30メートルぐらいの長さです。

話を面白くするために、
大げさに言っていません

感覚的に、
レジでお金を払うまで、
30分ぐらい要するのではないかという長さでした。

しかし、
店内を見ていると、
女の子がレジで長蛇の列に並んでまで買う気持ちがわかってきました

商品は、
LA風の明るくて、
元気で、
でも、
かわいくて、
おしゃれな感じ。

値段は、
中心価格帯が、
2000円から3000円ぐらいではないだろうか。

一番高くても、
4000円台である。

したがって、
女の子が、
「きゃー、これ超かわいくない?
みたいなノリで、
2-3点の商品を選んで、
レジで清算をすると、
たぶん6000円以下だと思う。

これは、
売れて当然と思いました

敢えて欠点をあげると、
以下の4点

1・店員がいない
入口に店員・アルバイト募集の告知の紙が貼ってありました。

2・品質はどうなんだろう
洋服のタグを見ると、
ほぼ全品中国製。

中国製が悪いというわけではないですが、
数回洗濯したら、
また、
お店に行って、
新しいお洋服を購入という品質と、
それが可能なお値段かもしれません。

個人的には、
ユニクロ」のほうが、
品質は絶対に上だと思います。

3・メンズは、ダメだーーー
4階がメンズですが、
レディースの充実ぶりに比較すると、
色・スタイル・ディスプレーすべてにおいて、
まったくダメダメです。

個人的には、
4階もレディースにすれば、
売上もブランドイメージも確実にアップです。

4・ビニールの黄色い手提げバック
さて、
かわいくて、
超かわいいお洋服を、
リーズナブルな値段で買って、
大満足な乙女の心が一気に盛り下がるのではないかと心配になるのが、
商品を入れる手提げバック

黄色いビニールのバッグに、
「FOREVER21」と書いてあるだけで、
まったくウキウキ感を感じさせない手提げバックである。

ハッキリ言って、
東京近郊で、
黄色いビニールの手提げ袋と言えば、
ドン・キホーテ」か「マツモトキヨシ」が印象としては強い。

からっとした気候のアメリカ・ロサンジェルスでは、
この黄色いバッグは良いのかもしれないが、
日本(特に、東京)では、
どうなんでしょう?

いろいろと書きましたが、
上記は、
「細かい話」で、
全体的には、
素敵なお店です

さて、
これだけ「Forever21」がお客さんを集め、
売れているとなると、
周辺のお店の集客力と売上は当然に影響を受けます。

実は、
この「Forever21」の隣は、
去年、
日本に進出して、
女の子が殺到した「H&M」の原宿店。

forever212





当然に、
店内は空いています

また、
商品構成やディスプレーも「Foever21」のほうが良く見えてしまうから不思議です。

この「Forever21」から、
300メートル以内にある「GAP」と「ZARA」にも行ってみましたが、
店内は、
ガラガラの状態

「Forever21」の一人勝ち状態でした

20-30歳代の女性は、
新しくて、
かわいい商品が大好きなので、
この層をターゲットにした会社(商品)は、
継続的に売上を維持するのが、
大変です。

一歩間違えると、
売れない在庫を大量に抱え込むことになります。

さて、
最後にちょっとだけまじめな話

アメリカの「Forever21」のホームページを見ていたら、
「企業文化って、どんな感じですか?」という質問に対する回答が記載されていました。

以下に、
回答を意訳します。

「当社の最大の財産は、
社員です!
会社は、
急成長しているので、
職場環境も、
ダイナミックに速いペースで変わるけど、
社員のみんなも、それを楽しんでいます。
こんな、
楽しくて、
活力のある人たちが集まって、
一緒に働いているので、
独自の楽しい環境が作り出されるのです。
チームワークは、
特に重要で、
異なる見方を共有することによって、
当社の急速な成長が可能となりました。
当社は、
多様性を手助けし、
社会に約束します。」

つまり、
当社は、
人が財産だと言っておきながら、
会社は急成長をしているので、
軟弱な人は、
当社の社員としては、
不適合だと言っています

会社の急成長を実現するために、
いろいろな変化に対応でき、
それを楽しめる人じゃないと、
会社にいられないようです

そして、
この会社は、
アメリカの会社ですが、
「俺様」な人間はだめで、
「チームワーク」ができるコミュニケーション能力と協調性も要求されるようです

会社という組織において必要とされる人材は、
日本の会社とか、
アメリカの会社とか、
関係ないですね。

ぜひ、
このページの最後のほうを原文で読んでみてください



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