すっかり、
ブログの更新をしない「習慣」ができてしまいました。
さぼり癖は、
怖いですね。
悪い習慣は、
短時間で身についてしまいます。
さて、
今週のビッグニュースは、
キリンとサントリーとの経営統合に関する交渉(日本経済新聞)です。
少子高齢化で、
需要が増えない日本国内の事情を考えると、
今後も、
このような経営統合は起きるのでしょう。
さて、
キリンは上場企業なので、
決算書に関する情報は簡単に入手できます。
(例えば、平成20年12月期の決算短信はこれ)
49ページを見ると、
売上高約2兆3千億円のうち、
約1兆円が酒類の売上であることがわかります。
一方、
サントリー。
非上場企業なので、
決算書は、
非公開と思われていますが、
有価証券報告書を作成しているので、
EDINETで見ることができます。
閲覧で、
「有価証券報告書等」を選択し、
会社名に「サントリー」と入力し、
「有価証券報告書」を選択してください。
サントリーの有価証券報告書が見れます。
66ページを見ると、
売上約1兆5千億円のうち、
食品が約8300億円、
酒類が約5500億円です。
つまり、
世間では、
サントリーは、
お酒の会社ですが、
売上から見ると、
食品会社であることがわかります。
さらに、
営業利益約810億円のうち、
食品が約650億円、
酒類が約120億円です。
サントリーは、
食品で稼いでいることがわかります。
なんとなく、
経営統合の背景が見えてきます。