2009年10月26日

私自身が税務調査を受けることになりました

先週のある日の午前に、
大事件が発生した。

電話に出たスタッフが、
私に言った。

「++税務署の個人課税課の**さんから電話です。」

えーーーっと。
++税務署管轄の個人のお客さんって、
誰かいたっけ

当事務所では、
個人のお客様は非常に少ないが、
++税務署管轄といっても、
すぐに思いつかない。

税務署からの電話に出ようとした瞬間、
該当する人物を思い出した。

「俺だ

いやーな直感が、
私の全身を、
恐ろしいスピードで駆け抜ける。

そして、
電話から聞こえる税務署職員の声は、
私の直感が正しかったことを証明した。

「金井先生の税務調査をしたいと思い、
電話しました。」

がーーーん。
最大級の衝撃が私を襲った

私が初めて所得税の申告書を提出したのは、
1993年。

1993年に、
当時の太田昭和監査法人(現在の新日本有限責任監査法人)を退職し、
個人事業主となった。

2008年の所得税の申告書まで提出しているので、
すでに、
16年分の所得税の申告書を提出していることになる。

このブログをお読みの皆さんは、
16年も所得税の申告書を提出を提出していれば、
そろそろ所得税の調査があっても、
当然ではないかと思うかもしれません。

ところが、
税務署は、
税理士を税務行政の協力者と位置づけているので、
税理士に対する税務調査は、
一生に一度しか実施しないといういのが、
税理士業界の一般説です。

では、
一生に一度の税務調査はいつごろ実施されるかというと、
税理士本人の収入と財産が、
それなりにありそうな60歳前後というのが、
一般説です。

したがって、
私の場合のように、
45歳での税務調査というのは、
明らかに早いタイミングです。

うーーーん、
目立ってしまったのでしょうか

たっぷりと、
追加で税金を支払う予感が、
すごくあります

さらに、
将来的には、
3-5年おきに税務調査が実施される可能性もあると思います

いやーー、憂鬱だ

税務調査の連絡を受けた会社の社長さんや経理担当者が、
税務調査の実施日まで、
憂鬱な気持ちで過ごすことが、
実感としてわかりました

もっとも、
何人かのお客様の社長さんなどに、
「今度、
私自身が、
税務調査をうけることになっちゃたんですよー。」
とお話をすると、
非常に面白がっていただき、
盛り上がります

税務調査は、
金銭的には大きなダメージとなりそうですが、
ネタとしては、
非常に「おいしいネタ」です

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