本日は、
お客様の会社の会長さんの葬儀に参列。
先月の下旬に急に体調を崩され、
先週末に亡くなった。
私と最後に会ったのは、
9月下旬。
会長のグループ会社の決算について説明したら、
「売上がもう少し伸びていれば、
大台をクリアーできた」と、
悔しそうに語っていた姿を、
今となっては思い出す。
年齢は、
70歳を超えていたが、
体調を崩される直前まで、
事業に執着をしていた。
もっと早く引退して、
悠々と暮らすのも一つの人生だし、
死の直前まで、
事業に執着するのも、
一つの人生。
どちらが良い、
悪いという問題ではない。
どちらが、
本人にとって、
納得して生きられるのかという話だと思う。
この会長には、
いろいろなことを教わった。
一番印象的だったのは、
人への接し方。
確かに、
厳しい点や経営者特有の独断的な点もあった。
しかし、
業界の有名人にもかかわらず、
私のような若造に対しても、
偉ぶる態度はまったくなく、
いろいろと私の話を聞いてくれた。
最終的には、
ご本人も納得していただき、
株の移動や会社の合併をしていただいた。
ちなみに、
合併をしたのは、
先月。
ぎりぎり間に合ったので、
正直、
ほっとしている。
会長にいろいろと教えていただいたことに対して、
ほんの少しだけ、
恩返しができたかなと思っています。
本当にありがとうございました。
ご冥福をお祈りしています。