19日に、
法案が通過したようですね。
返済猶予法案:強行採決で衆議院通過(毎日新聞)
正確には、
中小企業者等金融円滑化臨時措置法案というようです。
中小企業向け融資や住宅ローン返済猶予を、
金融機関に促すような法案だそうです。
この法案が施行されると、
資金がぎりぎりな状況で運営していて、
倒産の危機に直面している会社や、
給料やボーナスが減額となり、
生活が困難となり、
家族の離散や自殺を考えてしまうようなサラリーマンにとっては、
大変に助かる法律だと思う。
しかし、
この返済猶予の制度を利用をしたら、
銀行には、
利用した旨の記録が残るので、
次に融資を受けようとした時に、
不利な状況になることは、
予想をしたほうが良いだろう。
具体的には、
新規の融資を受けられなかったり、
利率が高かったり、
通常より多くの担保資産の提供を要求されることが予想されます。
個人的には、
資金状況が厳しくても、
なんとか返済ができている会社や個人には、
この制度の利用はお勧めしない。
これまでの自分の経験から判断しても、
厳しい環境に身を置くことによって、
新しいアイディアを思いついたり、
これまでの方法を大胆に変えてみたりするものだ。
申請を考えている会社や人は、
いろいろなことを考えたり、
相談したりした上で、
適用の申請をしてほしい。