2010年01月30日

FASS試験を受験しました

先日のブログで書いたように、
森永乳業グループの社員の皆さんを対象として、
FASS試験で、
レベルAを取るためのセミナーの講師をしているが、
私は受験をしていない。

講師が受験していないとまずいだろうということで、
FASS試験を受験しました。

さて、
FASS試験の復習です。

経済産業省の委託を受けた日本CFO協会が、
経理・財務に関するビジネススキルのスタンダードとするために、
実施しているテストです。

経済産業省としては、
このFASSを、
経理や財務に関するTOEICにしたいようです。

試験は、
100問を90分で解答。

試験範囲は、
資産・決算・税務・資金。

では、
どんな問題が出題されているのかということで、
ここに紹介してある問題集を解いてみると、
問題は広範囲で、
細かい内容や専門的な問題、
計算問題などもあり、
かなり難しい

ちなみに、
評価は5段階で、
最高のレベルAを獲得するためには、
正答率は、
86.125%が要求される。

100問ということは、
87問の正解が必要ということになります。

個人的には、
レベルAの獲得は、
そんなに容易ではないなと危機感を持っていたので、
受験前にも、
スタバで2時間ほど問題集を解いて、
試験を受けました。

試験は、
紙や筆記用具を全く使用しません。

パソコンに問題が表示され、
解答を入力します。

計算問題は、
試験会場で渡された小さなホワイトボードに、
黒いボールペンで計算します。

つまり、
電卓は使えないということだ。

手計算で、
減価償却費の計算をしたら、
計算間違いをしていて、
マジ、
ビビりました

さて、
90分間はあっという間に経過。

試験が終了すると、
すぐに「成績証明書」が発行され、
そこに成績が書いてあります。

ドキドキして
結果をみると、
「レベルA」。

「あーーーー、良かった。」

安心しました

しかし、
正答率を計算してみると、
冷や汗がタラリ

正答率は、
88%なので、
88問の正解。

87問正解で、
レベルAなので、
ぎりぎりで、
レベルA合格でした。

とにかく、
FASS対策セミナーの講師失格とならなくて、
良かったです

表面的なことを言えば、
問題集とまったく同じ問題も出題されたので、
受験前の2時間ぐらいの勉強は非常に効果的でした。

また、
本質的なことを言えば、
資産・決算・税務・資金といった広範囲で、
細かい内容や専門的な問題、
計算問題をきちんと勉強して、
いろいろな知識の整理ができ、
良かったです。

今晩は、
ぐっすり寝ることができます。

おやすみなさい。。。。。。



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