2010年02月08日

2010年になって初めての税務調査の立ち会い

本日は、
お客様の会社の税務調査の立ち会いの仕事。

確定申告の時期になると、
会計事務所は忙しいので、
税務署と税理士との紳士協定で、
確定申告時期には、
税務調査を極力避けると、
なっている

したがって、
本日は、
確定申告の時期に突入する直前のぎりぎりのタイミングということになります。

本日は、
2010年になって初めての税務調査でしたが、
予定時刻の10時になって、
登場した税務署職員を見て、
びっくり。

1名で来ると予告しておきながら、
2名で登場

しかも、
その2名は、
所轄税務署の職員1名と東京国税局で一番地位が高いと認識されている麹町税務署の職員1名。

しかも、
2名とも、
それなりに上の役職で、
ベテランです

税務調査の立ち会いはたくさんしていますが、
所轄ではない税務署職員が来るなんで、
初めての経験です。

なお、
本日の税務調査を受ける会社は、
事業所は、
本店のみ。

複数の場所に、
営業所や工場などを持っている会社ではありません。

また脱税が多いといわれる現金商売の会社ではありません。

「なんで、
違う税務署の人が2名も来るんだろう」ということで、
朝からとっても嫌な雰囲気でした

そこで、
挨拶直後に、
いきなり質問しました。

「なんで、
所轄の違う税務署の人が、
2名も来たのでしょうか?」

ポイントは2点。

1・本店所在地を頻繁に移転している
税務署の税務調査は、
一般的に3年おきに実施されるので、
3年ごとに本店移転をすると、
税務調査の対象にならないという俗説があるようです。

ちなみに、
この会社は、
いろいろな合理的かつ経営的な判断があり、
何度か本店移転をしています。

もっとも、
税務署から見ると、
税務調査逃れなのか、
適切な理由で本店移転をしているのかが不明なので、
調査に来たというわけです。

2・IT系で増資と減資がある
この税務調査の対象となった会社は、
いわゆるIT系。

そんな会社で、
増資と減資があったので、
もしかして、
マネーロンダリングを疑ったのかなと思いました。

つまり、
違法なお金を資本に投入して、
費用として、
別の会社に振り込ませるというわけです。

税務署は警察ではないので、
犯罪の摘発が目的ではなく、
どこかに不正な蓄財や、
実態のない経費があったら、
課税をしようということになります

もちろん、
この会社は、
きちんとした人たちからお金を集め、
ある目的のために減資をしたので、
マネーロンダリングとは、
全く関係ありません。

でも、
税務署から見ると、
実際に来てみないとわからない点もあるので、
調査に来たというわけです。

税務署さんもいろいろと考えるなと思いましたが、
今回は、
完全に、
税務署さんの考え過ぎです

午前中で、
税務調査逃れで本店移転をしているわけではなく、
増資と減資も必然性があるということを税務署職員に説明し、
納得してもらった

そんなわけで、
午後は、
半日で、
売上と経費、
人件費、
契約書を2名のベテラン職員が、
一気にチェック。

結果的に、
2日間で実施の予定が、
1日で税務調査が終了したのは良かったですが、
ベテラン職員2名が見れば、
多少の間違いが発見されたのは、
しょうがないですね。。。

みなさん、
契約書への収入印紙の貼り漏れや、
消費税の記帳間違い(課税か、非課税か)には気をつけましょう

17時過ぎに無事終了しました。

今回の税務調査も、
いろいろと勉強になりました



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