2010年08月23日

渋谷から消えたHMVと新しく登場したバナナの自動販売機

本日は、
夕方から、
ある会社の幹部による会議に参加しました

上半期の区切りである9月まで、
あと1ヶ月ちょっとなので、
営業頑張りましょうということで、
20時前に無事終了。

会議の終了後は、
運動をして、
汗を流そうということで、
渋谷のスポーツクラブ(Tipness)に向かいましたが、
渋谷駅からスポーツクラブに行く途中に、
昨日閉店したHMV渋谷店があります。

HMV渋谷さよなら!ライブで閉店惜しむ(読売新聞)

100823hmv

にぎやかな渋谷の町の中に、
ひっそりと暗いビルがあるのが寂しい

もっとも、
私も、
以前は、
タワーレコードやHMVといったリアルなお店でCDを買っていましたが、
最近は、
ネットでしかCDを買いません

音楽という「商品」は、
今でも、
人々に必要とされていますが、
「流通」が一瞬にして変わってしまい、
HMV渋谷店は、
その存在意義を失ってしまい、
渋谷から消滅したというわけです。

外部環境が変わったら、
自分が変化して、
外部環境に適合しないと、
消滅してしまうのです

さて、
スポーツクラブで気持ちの良い汗を流して、
自宅に帰ろうということで、
田園都市線のホームに向かう途中に、
気になるポスターと自動販売機があります。

そのポスターがこれです。

100823bp

そして、
ポスターで広告をしているのが、
このバナナの自動販売機です。

100823bp2


なお、
このバナナの自動販売機は、
Dole社が運営をしています。

そのニュースリリースがこちらです。

このニュースリリースによれば、
6月23日より自動販売機を設置しているということなので、
設置から約2カ月経過したことになります。

自動販売機の中には、
1本130円のバナナと、
5本?入っている390円のバナナが入っています。

100823bp3

個人的には、
「買う人がいるんだろうか?」と思っていましたが、
それなりに売れているようです

ちなみに、
携帯電話のカメラでこの自動販売機を撮影している3分ぐらいの間に、
男性サラリーマン2名が、
1本130円のバナナを購入しました

バナナという「商品」は、
手軽に食べれて、
栄養もあります。

そして、
適温に保つ「技術」を利用して、
自動販売機を製作し、
渋谷駅という「売り場」を確保すると、
きちんと売れるんです

私は、
渋谷には、
30年ぐらい前の高校時代から良く行っていました。

渋谷は、
確かに25歳以下の人が多く、
子供の街と決めつけて、
嫌いという人がいます。

でも、
私は、
今でも、
渋谷が好きです

渋谷には、
感性が豊かな若者が多いので、
マーケティングの実験や、
成功例、
失敗例を実際に見たり、
体験することができます。

勉強になるだけでなく、
楽しい街です

最近渋谷に行っていない人も、
久しぶりに行ってみると、
眠っていた感性が触発されて、
面白いと思います



この記事へのトラックバックURL