本日は、
夕方から、
ある会社の幹部による会議に参加しました。
上半期の区切りである9月まで、
あと1ヶ月ちょっとなので、
営業頑張りましょうということで、
20時前に無事終了。
会議の終了後は、
運動をして、
汗を流そうということで、
渋谷のスポーツクラブ(Tipness)に向かいましたが、
渋谷駅からスポーツクラブに行く途中に、
昨日閉店したHMV渋谷店があります。
「HMV渋谷さよなら!ライブで閉店惜しむ(読売新聞)」
にぎやかな渋谷の町の中に、
ひっそりと暗いビルがあるのが寂しい。
もっとも、
私も、
以前は、
タワーレコードやHMVといったリアルなお店でCDを買っていましたが、
最近は、
ネットでしかCDを買いません。
音楽という「商品」は、
今でも、
人々に必要とされていますが、
「流通」が一瞬にして変わってしまい、
HMV渋谷店は、
その存在意義を失ってしまい、
渋谷から消滅したというわけです。
外部環境が変わったら、
自分が変化して、
外部環境に適合しないと、
消滅してしまうのです。
さて、
スポーツクラブで気持ちの良い汗を流して、
自宅に帰ろうということで、
田園都市線のホームに向かう途中に、
気になるポスターと自動販売機があります。
そのポスターがこれです。
そして、
ポスターで広告をしているのが、
このバナナの自動販売機です。
なお、
このバナナの自動販売機は、
Dole社が運営をしています。
そのニュースリリースがこちらです。
このニュースリリースによれば、
6月23日より自動販売機を設置しているということなので、
設置から約2カ月経過したことになります。
自動販売機の中には、
1本130円のバナナと、
5本?入っている390円のバナナが入っています。
個人的には、
「買う人がいるんだろうか?」と思っていましたが、
それなりに売れているようです。
ちなみに、
携帯電話のカメラでこの自動販売機を撮影している3分ぐらいの間に、
男性サラリーマン2名が、
1本130円のバナナを購入しました。
バナナという「商品」は、
手軽に食べれて、
栄養もあります。
そして、
適温に保つ「技術」を利用して、
自動販売機を製作し、
渋谷駅という「売り場」を確保すると、
きちんと売れるんです。
私は、
渋谷には、
30年ぐらい前の高校時代から良く行っていました。
渋谷は、
確かに25歳以下の人が多く、
子供の街と決めつけて、
嫌いという人がいます。
でも、
私は、
今でも、
渋谷が好きです。
渋谷には、
感性が豊かな若者が多いので、
マーケティングの実験や、
成功例、
失敗例を実際に見たり、
体験することができます。
勉強になるだけでなく、
楽しい街です。
最近渋谷に行っていない人も、
久しぶりに行ってみると、
眠っていた感性が触発されて、
面白いと思います。