2010年08月24日

お通夜に参列して、いろいろと考えました

本日は、
お通夜に参列しました。

亡くなったのは、
高校時代の同じクラスの友人K君の奥様。

K君は、
姓が、
私と同じKで始まるので、
高校時代の3年間のホームルームでは、
K君が前の席で、
私が後ろの席だった。

高校を卒業後、
とても親しい友達ということではなかったので、
年賀状のやりとりしかしていませんでした。

しかし、
高校時代の同じクラスの別の友人が、
当事務所の御客様になっていただいたので、
その友人からK君の近況を聞いていました。

K君は、
大学を卒業して、
いくつかの職場を経験して、
お父様の経営する会社に、
後継者として入社。

お父様の経営する会社は、
3kと言われる業種ですが、
地元では、
中堅規模の有名・老舗企業なので、
業界の古い慣習などもあり、
大変な苦労をしたと思います。

そんなK君も、
結婚

奥様は、
美人で優秀な公認会計士

私は、
直接奥様と話したことはないですが、
私と会計士試験に合格した年は一緒で、
1989年です。

会計士試験を受験するための専門学校で、
そのお姿を見た記憶があります。

K君は、
素敵な人生のパートナーを得て、
会社の事業も、
順調

さらに、
子供が3人生まれて、
誰がみても幸せで一杯の家庭でした

こんな幸せな家庭を、
悲劇が襲ったのは8年前です。

奥様にガンが発見され、
永くは生きられないと宣告されたそうです。

それでも、
奥様は、
8年間生き抜いて、
先週、
44歳でお亡くなりになりました。

お通夜で会ったK君は、
昔のがっちりしたイメージはなく、
すっかり痩せてしまっていた。

中学2年生の長男が、
しっかりしていたのが、
さらに涙を誘う。

K君は、
これから、
社長業をしながら、
どうやって3人の子供を育てるのか。

神様は、
なぜこのような残酷な決定をしたのか、
全く理解できない

K君と3人の子供には、
あまりにも辛すぎる試練です。

一方で、
自分が病気や怪我もなく、
生き延びているのは、
奇跡的なことで、
生きていることに感謝をして、
一生懸命に生きないといけないと思いました

謹んで、
ご冥福をお祈りします。


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