2011年01月28日

内部統制を「復習」する研修に参加しました

本日の午後は、
会計士協会が主催する研修に参加しました

研修の内容は、
内部統制(Wikipedia)」です。

内部統制については、
平成21年3月期から内部統制に関する監査制度が導入されました。

その際に、
上場企業は、
監査法人やコンサルタント会社に、
多額の支払いをして、
かつ、
内部組織の構築や文書の作成に多くの時間を費やしましたが、
会社の業績に対する貢献度は、
」でした。

そこで、、
現在では、
反動として、
内部統制の運用を少し緩めたり、
監査法人やコンサルタント会社に対する支出を、
減らしています。

ところが、
メルシャン(社内調査報告書)など、
不正は、
無くなることはありません。

そんなわけで、
内部統制の研修に参加しました

とくに、
今回の研修は、
タイトルが、
「監査基準「復習」シリーズ」となっています

もっとわかりやすく書けば、
今回の研修は、
「会計士だけど、
内部統制について、
きちんとわかっていない人向け」研修です

はい。
私です。。。

内部統制について、
新聞などに書いてある表面的なことは語れるのですが、
「基準」に従い、
体系的、
理論的、
かつ、
実務の面も含めて理解しているかというと、
わかっていません

そこで、
この「復習」と称する研修に参加したわけです。

ただし、
月末なので、
絶対にやらないといけない仕事や、
クレームへのお詫びや対応はあるし、
スタッフも必死で働いている状況の中で、
「復習」の研修に、
半日も時間を費やして良いのかという葛藤がありました

しかし、
今回の研修に参加しなかったら、
2度と、
内部統制について、
きちんと学ぶことはないだろうということで、
参加しました。

結果ですが、
参加して良かったです

新聞等のマスコミでの理解レベルから、
ほんの少しだけ、
会計士レベルに近づきました

半日という短い時間の研修なので、
詳細な理解や、
実務上の対応など、
全部がわかったとは言いません。

でも、
基本的な「構造」と基本的な「用語」の「関係」が理解でき、
内部統制の「骨格(体系)」を理解することができました

このような結果を得られたのは、
講演をした会計士の先生が、
理論と実務を理解していて、
分量が少なく、
かつ、
適格な教材を作成し、
さらに、
話が上手だったことが大きく貢献しています

ありがとうございました

時間の使い方を考えると、
やらないといけない仕事を選択するのか、
それとも、
現在は必要ないけど、
問題意識のある分野を勉強するのかは、
非常に迷い、
実際には、
やらないといけない仕事を選択することが多くなります

しかし、
週末を含めて、
時間の使い方を考えようと思いました



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