会計士協会が主催する研修に参加しました。
研修の内容は、
「内部統制(Wikipedia)」です。
内部統制については、
平成21年3月期から内部統制に関する監査制度が導入されました。
その際に、
上場企業は、
監査法人やコンサルタント会社に、
多額の支払いをして、
かつ、
内部組織の構築や文書の作成に多くの時間を費やしましたが、
会社の業績に対する貢献度は、
「」でした。
そこで、、
現在では、
反動として、
内部統制の運用を少し緩めたり、
監査法人やコンサルタント会社に対する支出を、
減らしています。
ところが、
不正は、
無くなることはありません。
そんなわけで、
内部統制の研修に参加しました。
とくに、
今回の研修は、
タイトルが、
「監査基準「復習」シリーズ」となっています。
もっとわかりやすく書けば、
今回の研修は、
「会計士だけど、
内部統制について、
きちんとわかっていない人向け」研修です。
はい。
私です。。。
内部統制について、
新聞などに書いてある表面的なことは語れるのですが、
「基準」に従い、
体系的、
理論的、
かつ、
実務の面も含めて理解しているかというと、
わかっていません。
そこで、
この「復習」と称する研修に参加したわけです。
ただし、
月末なので、
絶対にやらないといけない仕事や、
クレームへのお詫びや対応はあるし、
スタッフも必死で働いている状況の中で、
「復習」の研修に、
半日も時間を費やして良いのかという葛藤がありました。
しかし、
今回の研修に参加しなかったら、
2度と、
内部統制について、
きちんと学ぶことはないだろうということで、
参加しました。
結果ですが、
参加して良かったです。
新聞等のマスコミでの理解レベルから、
ほんの少しだけ、
会計士レベルに近づきました。
半日という短い時間の研修なので、
詳細な理解や、
実務上の対応など、
全部がわかったとは言いません。
でも、
基本的な「構造」と基本的な「用語」の「関係」が理解でき、
内部統制の「骨格(体系)」を理解することができました。
このような結果を得られたのは、
講演をした会計士の先生が、
理論と実務を理解していて、
分量が少なく、
かつ、
適格な教材を作成し、
さらに、
話が上手だったことが大きく貢献しています。
ありがとうございました。
時間の使い方を考えると、
やらないといけない仕事を選択するのか、
それとも、
現在は必要ないけど、
問題意識のある分野を勉強するのかは、
非常に迷い、
実際には、
やらないといけない仕事を選択することが多くなります。
しかし、
週末を含めて、
時間の使い方を考えようと思いました。