2011年04月07日

税務調査第1日目

本日は、
お客様の会社の税務調査でした。

今回の調査は、
税務署職員1名が、
2日間で実施の予定です。

会社にとっては、
初めての税務調査ではないので、
すごく緊張しているという感じではありませんでした 

10時に税務署職員が到着。

午前中は、
税務署職員が、
会社の社長さんに、
会社の概況について、
質問。

午後から、
実質的に税務調査、
開始です 

午後は、
予想通り、
売上と費用が同じ会計期間に計上されているかをチェックです。

チェックする方法は、
2種類です 

ひとつは、
決算月に計上されている外注費などの経費をいくつか選んで、
その経費に対応する売上の請求書を見ます。

そして、
同じ会計期間に計上されているかを確認します。

別の方法は、
決算月から1−2か月後に計上されている売上の請求書をいくつか選んで、
その売上に対応する外注費などの経費で、
決算月までに請求書が到着している経費が、
きちんと棚卸資産(仕掛品)に計上されているかを確認します。

午後は、
そのほかに、
消耗品費や人件費などをチェックして、
16時過ぎに終了しました。

経験から言えば、
1日目は、
想定された税務調査の内容なので、
無事終了と言えるでしょう 

しかし、
ここで安心してはいけません 

税務署職員は、
税務署に戻って、
第1日目の経過を上司に報告します。

そうすると、
上司が、
「あれを調べろ」とか、
「これはこんな見方ができるのではないか」などいった指示をします。

この上司は、
経験豊富なので、
指示が的確で、
鋭いことが多いです 

そうすると、
税務調査の2日目は、
1日目の平和な雰囲気が壊れて、
一気に緊迫度を増すことがあります 

さて、
どうなるのでしょうか?



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