2011年05月04日

「英国王のスピーチ」を今頃になって観賞

今週の3連休は、
毎年のことですが、
事務所で仕事です

しかし、
文化活動や、
体育活動を一切しないというのは、
心身ともに不健康だということで、
英国王のスピーチ」を観賞しました

この作品は、
日本では、
2月から上映をしていますが、
アカデミー賞の主要4部門(作品賞・監督賞・オリジナル脚本賞・主演男優賞)を受賞したこともあり、
日本でも、
まだ上映が行われていて、
人気があるようです

この映画を鑑賞した六本木ヒルズのTOHOシネマズは、
3連休の真ん中の日の、
21時からの上映でしたが、
それなりの人数の人が観賞に来ていました。

この映画のストーリーは、
それほど複雑ではありません

吃音症(きつおんしょう)で、
上手に話せない主人公が、
本人の努力と、
妻や専門家などのサポートにより、
その障害を克服し、
立派な演説ができるようになり、
人々の心をつかむという話です

この基本的な話に、
第2次世界大戦前のイギリス王室の話や、
第2次世界大戦の話が、
加わって、
ストーリーに深みを与えます。

23時過ぎに映画鑑賞が終了。

「諦めないで努力するとか、
信頼って、
大切だよね」と、
素直に思いました

それから、
俳優さんたちの演技は上手だし、
ストーリーの中には、
「笑える場面」がたくさんあり、
真面目さと涙だけの映画ではありません。

さらに、
第2次世界大戦前のイギリスの上流階級の建物の内装なども楽しめました。

また、
病気に悩む人にとって、
自分に最適な治療法と、
その治療法に熟知した専門家に出会うことが、
治療には重要なことなんだという点は、
専門家と呼ばれる仕事をしている自分には、
考えさせられる点でした

映画の中でも、
患者である主人公と治療の専門家は、
相手との信頼関係を構築して、
「上から目線」でも、
「下から目線」ではなく、
「対等な関係」で、
治療を進めました

人間は、
「肩書き」とか、
「年齢」とか、
「実績」とか、
「お金を払う側」とか、
「家柄」とか、
何かを基準として、
「上下関係」を作りたがります

しかし、
私が過去に出会ったいわゆる「偉い人」でも、
本当に「すごい人」は、
誰に対しても対等な関係で接していて、
「すごいなぁー」と、
思ったことが、
何度かありました

まだこの映画を見ていなくて、
今週末に時間がある人は、
是非、
見てみてください。

お勧めです



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