2011年06月25日

起業家志望の若者と会って思ったこと

今週は、
いろいろな仕事のほかに、
東北への出張があり、
さらに、
突然に、
夜のお誘いがあると、
ダッシュで六本木に行っちゃったりしたものだから、 
事務所にいる時間が少なく、
週末も出勤です。 

本日は、
ある人の紹介で、
20歳代前半の起業家志望の若者と会いました。

前向きだし、
素直だし、
誰もが知っている有名大学に在学していて、
優秀で、
問題意識もあるし、
礼儀、行儀も素晴らしい

それから、
起業してやりたいことや、
理念もしっかりしている

毎週、
渋谷のセンター街で、
女の子に声を掛けまくっていた(いわゆるナンパ)、
私のおバカな学生時代とは、
天と地ほどの差がある

比較すること自体が、
彼に失礼だ

でも、
ちょっとだけ、
彼に、
なにかが足りない気がする。

なんだろう

たぶん、
「お金」を集めて、
支払って、
回収し、
さらに、
投資するというプロセスが具体的ではないのかもしれない

今の教育システムにおいて、
就業体験とか、
インターンとか、
キャリアデザインとかは、
会社や大学が提供しているのかもしれない

しかし、
起業して、
会社を継続し、
発展させるためには、
お金を扱うことは必須だ

お金は、
正しく使えば、
可能性を広げてくれ、
夢を実現してくれる

でも、
今の教育システムに、
お金を正しく扱う(集める・支払う・回収する・投資する)教育は、
欠如しているのだと思う

事業の告知から、
代金の回収までについて、
「お金」を含めて、
もっと、
具体化するといろいろな問題点がわかってくるのではと、
アドバイスしました

それから、
「いつ始めるのかを決めないと、
結局、
起業しないよ」とも言っておきました

起業を考えているけど、
ずーっと検討していて、
起業を実行しない人がたくさんいます。

起業にはリスクがあるので、
いろいろと考えると、
ビビっちゃって、
起業が実現できないんでしょう

でも、
起業に、
完璧な「準備」や「タイミング」や「外部環境」なんてないから、
起業する時期は、
決めるしかないんです

2時間ぐらいいろいろと話して本日は終了。

これから、
彼とは、
メールしたり、
会ったりして、
起業と、
そして、
起業してからのサポートをしてあげることになると思います

彼のような起業家が増えて、
雇用が増え、
日本が、
安全で、
豊かな国になることに貢献したいと思います



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