1日遅れのネタで恐縮ですが、
東京電力の株主総会が28日(火)に終了しました。
以下の毎日新聞の報道によると、
株主総会は、
6時間9分を要したそうです。
東電株主総会:原発撤退は否決 勝俣会長は続投(毎日新聞)
東京電力のホームページのここを見ると、
株主総会は、
10時から開始だったようです。
これは、
どういう意味かと言えば、
「株主総会は、
遅くとも12時には終了にして、
お昼ご飯食べたら、
午後は、
別の仕事をしましょう。」
という意味です。
もちろん、
株主総会に出席する機関投資家も納得しています。
一般的には、
株主総会が開催されると、
事業報告の後、
質疑応答で、
11時過ぎには、
質疑応答を終わりにして、
議案の決議をして、
12時前には、
終了となります。
したがって、
6時間9分も株主総会を実施するのは、
異例の長さです。
議案の決議も、
大株主は、
株主総会の開催前に、
委任状を提出して、
そこで議案に賛成か、
否かを表明しているので、
株主総会が開催される前には、
議案が賛成なのか、
否決なのかがわかっています。
しかし、
このような株主総会のお作法を理解していない個人株主が、
多く出席する会社の株主総会は大変です。
なお、
ある人から聞いた話ですが、
長時間の株主総会が予想される場合には、
議長である代表取締役は、
株主総会中にはトイレに行けないので、
「大人用おむつ」をして、
株主総会に出席するそうです。
長時間の株主総会を実施した結果、
今回の東日本大震災で、
被災した多くの人が救われるような方針や対策が出されることを期待しています。