大阪出張です。
大阪も暑いです

さて、
ネットのニュースを見ていたら、
東日本大震災の津波で被災したF2戦闘機の記事を発見。
津波被害の戦闘機12機処分 残り6機は修理800億円(朝日新聞)
この記事によると、
東日本大震災の津波で、
航空自衛隊松島基地(宮城県)のF2戦闘機が被災。
18機のうち12機について、
修理は困難と判断し、
処分する方針を決めたそうです
。

この12機は、
使える部品などは取り出して、
別の装備で再利用するそうです。
ここまでは、
納得です。
問題は残る6機。
この6機は、ここまでは、
納得です。
問題は残る6機。
購入費よりも高い約800億円をかけて、
修理して使うそうだ

航空機の世界を知らない素人が考えると、
この6機についても、
使える部品などは取り出して、
別の装備で再利用して、別途、
新しく戦闘機を買うと、
約800億円もお金がかからないし、
新しい戦闘機は入手できるから良いと思うのですが、
ダメなんでしょうか?
不思議に思って、
Wikiを読むと、
F2戦闘機は、
2004年に調達中止の決定が行われているようです。
つまり、
新車(?)のF2戦闘機の購入はできないようです

なお、
防衛省は修理できるかどうか見極めるため、
分解調査に投じたお金は、
136億円
。
全部で18機だから、
1機当たり、
7億5000万円ぐらいです。
さらに、
残る6機を修理するそうですが、
修理費の総額で約800億円だから、
1機につき、
約130億円の修理費ということになります
。
Wikiを読むと、
F2戦闘機は、
94機が生産され、
1機の値段は120億円
。
136億円

全部で18機だから、
1機当たり、
7億5000万円ぐらいです。
さらに、
残る6機を修理するそうですが、
修理費の総額で約800億円だから、
1機につき、
約130億円の修理費ということになります

Wikiを読むと、
F2戦闘機は、
94機が生産され、
1機の値段は120億円

修理をする6機については、
120億円(購入時)+7億5,000万円(調査費)+130億円(修理費)=257億5,000万円
のお金が投じられたということになります

調達中止の決定をやめて、
再度、
生産を開始すればよいのではと素人は思いますが、
生産を再開するというのは、
簡単な話ではないのでしょう

戦闘機に関するお金の話を知ることができ、
勉強になりました
