2011年10月26日

10月になり3社目の税務調査の第1日

表題に書いたとおりです

10月は、
お客様の税務調査が、
3社あり、
本日は、
その3社目の第1日です。

ちなみに、
他の1社は無事完了しましたが、
もう1社は、
税務署と大きな見解の相違があり、
現在も未決着です

さて、
本日の税務調査が実施されたあるお客様の会社は、
3年前にも税務調査があったので、
今回の税務調査は、
予定通りの税務調査とも言えます

したがって、
社長さんと経理担当者は、
税務調査を受けるのは、
前回に引き続き2回目。

前回と比較すれば、
社長さんと経理担当者は、
精神的には、
多少楽だと思いますが、
それでも、
気分は良くありません

今回の税務調査は、
税務署職員1名で、
2日間の予定で実施。

予定通りに10時に税務署職員1名が登場。
60歳近いベテラン職員です。

社長さんが、
会社の概況や事業の説明をした後に、
予想通りに、
売上と経費のチェックに着手。

調査するポイントは、
以下です。

1・計上漏れの売上高はないか?

2・翌期に計上している売上高で、
当期に計上するべき売上高はないか?

3・経費は当期に計上されているが、
売上は、
翌期なので、
当期に計上した経費を、
仕掛品として計上するべき経費はないか?

このベテラン職員は、
経験豊富で、
優秀でした。

短時間で、
効率良く資料を調べて、
質問をします。

そして、
より深く調べるべき事柄と、
「OK」の判断をするべき事柄を、
的確に判断します。

このような優秀なベテラン職員には、
税務署の新人職員を同行させて、
ノウハウを学ぶと、
税務署の若手職員にとっては、
最高のOJTになると思うのですが、
税務署は、
調べる案件数が多いのに、
職員が少なくて、
優秀なベテラン職員に若手職員を同行させる余裕はないようです

国民の立場からすると、
「もったいない」ということになります

本日は、
いくつかの宿題の回答をしなければいけない状態で、
16時過ぎに終了

明日は、
会社側の主張を税務署に認めてもらうとともに、
新しい問題点が発生しないことを祈っていますが、
税務署職員の能力を考えると、
新しい指摘事項や、
問題点の摘出をされることが予想できるので、
安心はできません




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