2012年04月17日

今週の税務調査が本日スタート!

先週に引き続き、
今週も、
お客様の会社の税務調査です。

本日が第1日目です。

今回の
税務調査は、
税務署職員2名で、
2日間の予定です。

この会社の前回の税務調査は、
3年前なので、
会社としては、
実施が予想されていた税務調査ということになります。

10時に税務署職員2名が登場

1名が、
50歳代のベテランで、
もう1人が、
30歳代の気力と体力が充実した若手です。

先週実施された税務調査と、
同じような展開です

先週は、
ベテランの税務署職員に、
振り回されて、
私と会社の社長さんは、
いろいろな気苦労をしました

今週のベテランと若手の税務署職員は、
きわめて常識的なビジネスパーソンで、
粛々と、
税務調査は、
進行

本日は、
ベテラン職員が、
売上と原価・経費が同一の会計期間に計上されているかをチェックし、
若手職員が、
人件費をチェックです。

本日の論点は、
 書いて問題のない範囲で書くと、 
以下の2点です。

1・
関係会社間の取引における内容と金額は、
妥当か?

2・
仕掛品の計上金額の計算の方法は、
妥当か?

ここから先は、
先週と同じ話です

上記2点は、
どちらも、
会社で決めることができる金額なので、
その金額次第で、
利益の金額が変わります。

したがって、
納付する税金の金額も、
変わります

そこで、
税務署職員としては、
費用が過大に計上され、
利益が圧縮されているのではないかという疑念を持ちます

一方で、
会社としては、
合理的な理由がある金額なので、
意図的に、
費用の金額を大きくして、
利益の圧縮をしているということはないという反論になります

したがって、
私の仕事は、
会社が計上している金額は、
理由があってこの金額になっているのだから、
それを、
税務署に納得してもらうということになります

本日は、
結論が出ないで、
16時過ぎに、
第1日目の税務調査が終了です。

先週と同様に、
税務署も簡単には納得してくれません

しかし、
先週に比較すると、
税務署と会社・私の主張のかい離の幅は、
広くないというのが、
私の感触です

明日も、
がんばります



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