本日は、
昨日に引き続き、
お客様の会社の税務調査の第2日目。
本日で、
お客様の会社での調査は、
最終日の予定。
いくつかの論点がありましたが、
最大の論点は、
仕掛品として計上している金額は、
妥当なのかという点。
仕掛品というのは、
未完成品で、
会社が定めた計算式により、
計算されます。
会社の利益を計算する際には、
この仕掛品の金額が大きければ、
会社の利益は多くなり、
逆に、
仕掛品の金額が小さければ、
会社の利益は少なくなります。
したがって、
税務署としては、
「
仕掛品の金額は、
もっと大きいのではないか? 」ということで、
会社が計算した仕掛品の計算について、
会社の人や私に質問をしたり、
いろいろな資料請求をします。
私と会社の人は、
首尾一貫して、
「この仕掛品の計算は正しい」ということを、
説明したり、
資料を提供して、
税務署の人に納得してもらうことになります。
最終的に、
どのような結論になるのか不透明な状態で、
15時ぐらいから、
税務署職員2名と、
会長さん、
社長さん、
会社の経理担当者、
そして、
私と当事務所の税理士のT君の7名で、
この2日間の総括の会議を実施。
結論としては、
この2日間で、
税務署職員は、
いろいろと調べ、
質問しましたが、
追加の税金の金額は、
0円ということになりました。
すごーーく、
嬉しかったです。
税務署が3会計期間調べると、
間違いや、
見解の違いがあるようなことが、
いくつかあり、
90%以上の確率で、
追加の税金を支払うことになります。
したがって、
税務調査を実施した結果、
追加の税金を支払わなくて良いという結論を得ることは、
非常に珍しいです。
追加の税金が、
0円になったことの背景としては、
日々の業務が、
きちんと実施されたうえで、
この2日間や、
事前の準備において、
会長さん、社長さん、会社の経理担当者が、
実施した資料作成や、
説明が、
すばらしくて、
その努力が、
最終的にこのようなすばらしい結果を生み出したということになります。
会長さん、社長さん、会社の経理担当者が 、
安心して、
喜んでいる顔を見ると、
会計・税務関係のサービスを提供している会計事務所の代表として、
心の底から、
満足感と充実感を覚えます。
しかし、
「勝って、
冑の緒を締めよ」です。
今後も、
慢心することなく、
当事務所スタッフと一緒に、
品質の高いサービスを、
安価に、
お客様に提供したいと思います。