2012年08月15日

カナダの消費税から日本を検証する

現在、
旅行でカナダにいます

20年前に勤務していた監査法人時代の同期で、
現在、
トロントに在住しているA君を訪ねて、
遊びに来ました

A君、
そして、
家族の皆さんには、 
観光地案内など、
大変にお世話になっています。

A君、
そして、
家族の皆さん、
どうもありがとうございます

カナダ旅行の様子は、
facebookを見てください。

さて、
公認会計士・税理士として気になるのが、
カナダの消費税です

買い物やレストランで食事をして、
領収書をもらうと、
領収書には、
「H.S.T.13%」という項目があり、
買い物した小計に、
合計して、
表示されています。

これは、
スターバックスで買い物をした時の領収書です。

120814























wikipediaで「H.S.T. 」を調べてみました。

「統合売上税」というようで、
日本での消費税に該当します。

消費税率だけで判断すると、
カナダは、
13%なので、
日本より高いということになります

しかし、
 このトロント在住のA君によると、 
医療費の個人負担は、
無料で、
教育費も、
公立の学校教育が充実していて、
親の負担は少ないようです

一方で、
給料から差し引かれている所得税などは、
日本より、
高いそうです

物価は、
日本と同じぐらいです。

つまり、
国民が、
なにを負担して、
何を負担しないのかを、
国家として、
方針を示して、
実行しているのかが、
重要という当たり前の結論になります

数日間の滞在ですが、
カナダは、
国家としての方針が明確な印象を受けます

さて、
日本、
大丈夫なんでしょうか。

個人的には、
とても不安です




この記事へのトラックバックURL