お盆の時期となり、
都内も人が少なく、
お休みの会社や人も多いと思います。
そんな状況ですが、
お客様の会社の都合と、
税務署の都合により、
本日、
お客様の会社の税務調査の第1日目が実施されました。
そこで、
私と当事務所スタッフ1名が、
お客様の会社にお伺いして、
税務調査に立ち会いました。
今回の税務調査は、
税務署職員1名で、
本日と明日の2日間の予定です。
この会社の前回の税務調査は、
6年前なので、
会社としては、
実施が予想されていた税務調査ということになります。
10時に税務署職員1名が登場。
まだ20歳代後半のまじめそうな若手職員です。
午前中は、
会社の概況を、
会社側から聴取。
概況とは、
どんな事業をしているのかとか、
従業員は何人いるのかなどです。
この会社の概況を聞くことで、
税務署職員は、
事前に調査対象としていたこと以外に、
調べることを発見することがあるので、
話す内容は、
税務署職員が、
余計な興味を持たないように
注意が必要です。
午後は、
個別具体的な項目の調査です。
書いて問題のない範囲で個別具体的な項目を記載すると、
以下となります。
1・
在庫
2・
海外との取引の計上基準と消費税の処理の妥当性
通常の税務調査では、
売上高と原価が同一の会計期間に計上されているかを調べます。
しかし、
この会社では、
新規事業を始めたので、
まずは、
在庫を調べ、
それから、
この新規事業の関係で、
海外との取引も始めたので、
この海外との取引についても、
調べたということなんだと思います。
おそらく、
この若手の税務署職員は、
税務署の上司に、
まずは、
この2点を調べろと、
指示されて、
本日調べたと思います。
説明の過程で、
いくつかすぐに回答ができない点があり、
明日に回答するという宿題を残して、
第1日目の税務調査が、
17時前に、
終了となりました。
税務調査が終了後に、
会社の人と会議をして、
宿題を解消。
さて、
明日は、
最終日となりますが、
気を抜かないで、
税務調査の立ち合いを実施します。