2014年08月14日

お盆の時期ですが、税務調査の第2日を実施

本日は、
昨日に引き続き、
お盆の時期ですが、
お客様の会社の税務調査の第2日目が実施されました

そこで、
昨日と同様に、
本日も、
私と当事務所スタッフ1名が、
お客様の会社にお伺いして、
税務調査に立ち会いました

本日は、
昨日の第1日目の宿題について回答した後に、
以下の項目の調査を実施しました。

書いて問題のない範囲で個別具体的な項目を記載すると、
以下となります

1・
売上高と売上原価が同一の会計期間に計上されているか

2・
特許権の計上時期の妥当性と消費税の扱い

通常の税務調査では、
売上高と売上原価が同一の会計期間に計上されているかは、
第1日に実施することが多いです。

しかし、
このお客様の会社が、
新規事業を始めたので、
昨日の第1日目の税務調査では、
この新規事業に関連する取引を調べたので、
売上高と売上原価が同一の会計期間に計上されているかを調査する時間が無くなり、
第2日目に実施されたと推測されます

それから、
特許権は、
申請をしてから特許権として認められるまで、
時間を要します。

そのために、
申請時には、
仮払金や前渡金で資産に計上し、
権利として認められた段階で、
特許権に振り替え、
償却が開始となります。

しかし、
この仕組みがわかっていないと、
申請時に、
費用として処理してしまうという間違いをする場合があります

また、
申請費用には、
収入印紙が含まれていることが多いのですが、
消費税法上の間違いをする危険性があります

このような理由により、
特許権についての調査を実施したと推測できます。

本日が、
現場での税務調査の最終日なので、
15時過ぎから、
税務署職員と当事務所で、
会議をして、
今回の税務調査で、
問題点等が発見されたのかなどについて、
意見交換と交渉を実施。

その後に、
会社の人に参加してもらい、
再度、
今回の税務調査で、
問題点等が発見されたのかなどについて、
税務署職員から会社に説明をして、
17時前に税務調査は、
無事に終了となりました。

今回の税務調査では、
会社の回答した内容について、
現場の税務署職員が、
税務署に戻り、
上司の統括官と相談するという事項があるので、
本日時点では、
まだ税務調査の結果が判明した状態ではありません

したがって、
2日間の税務調査が終了して、
少しだけ精神的には楽にはなりましたが、
結果が判明していないので、
まだすっきりしない状態です

お客様が、
納得する結果になるように、
今後も、
税務署と交渉します

さて、
今晩は、
これから当事務所スタッフみんなと飲みに行きます

2日間の税務調査が終了した影響で、
酔っぱらわないように注意です(笑)。 

この記事へのトラックバックURL